広辞苑より
ほんね(本音)=本心から出たことば。「…を吐く」
たてまえ(建て前)=物事に対する方針。原則。表向きの方針。
ほんね(本音)とたてまえ(建て前)を使い分ける。
麻生首相が国会の答弁で「郵政民営化に賛成じゃなかった」と
‘勇み舌”とも思われる発言をし、野党につけ込むすきを与えました。
与党からは深い反省を求める・不見識だと怒りの声が上がっています。
過去の公務員制度改革でも天下りや「渡り」の斡旋を、当初「特例的に認める」
と発言していたが、後日には「年内で廃止する政令を作る」と発言しています。
発言修正は一貫性の無さが明らかです。
これでは国民(世論)の支持を得られません。
明らかな「軽率発言」に対し、
今日の新聞が、発言→批判→修正=「麻生」の法則と報じています。
私は、フリター(無職・年金生活者)でテレビで国会中継をよく見ています。
そして、麻生首相の注意の足りない発言が多く聞いています。
これらの発言は「ほんね(本音)から出ている」と感じます。
後からの批判を忘れ「ほんの軽い気持ち」で「胸の内にある想い」を「ふっと」
言われたのだと思います。
しかし、
今の社会は「たてまえ(建て前)を基に活動していると」思います(行政・企業…等)。
これが崩れては世間は成り立ちません。
‘郷に入っては郷に随う(したがう)”の考え(精神)です。
ほんね(本音)は、
家族(特に妻)・極(ごく)親しい友人・部下等に発言すべき言葉です。
ましてや大衆に聞かれる処での‘ほんね(本音)=本心から出たことば。
「…を吐く」”には十分に注意すべきです。