夜のお台場は恋人たちでいっぱい
海沿いの公園なんて、恋人しかいなかった。
りえ「なんかカップルばっかですねー」
普段、カップルを見ると少しイライラしちゃう 心の狭いあたしだけれど、
この日はあまりイライラしなかった。
そして、ノブをみると なぜか微笑んでいた
ノブ「…なんだよ?」
あたしが見ていたのに気づいて、ノブが返事をする。
りえ「…別に?」
あたしも笑って誤魔化す
りえ「…あのね…」
世間話をして、笑いながら歩く。
夜の海沿いの公園には、おしゃべりなあたしたちの声しか聞こえない。
あたしたちの声を聞いて 時々、初々しいカップルたちが振り向くけれど、
そんなの気にしないで ゆっくり歩きながらおしゃべりをしていた。
ふと、ノブが手を伸ばしてきたから、
あたしはそれに応えるように手を重ねる。
ノブ「…お前手、小さいな…」
りえ「可愛いデショ♪」
このセリフ、手を握られる度に言われている…
そしてあたしも、あの頃は手を握る度にドキドキしていたのに
今は安心感しかない。
りえ「(あたしたちは変わったんだな…)」
目の前のノブは微笑んでいるけれど、
あたしも微笑み返すけれど、
お互い、あの頃の笑顔とは違う。
愛しい人を想う、少し切ない微笑みではなくて
世話の掛かるペットを可愛がる御主人様と
無条件で御主人様を想うペット
御主人様とペットの微笑み
(いったんおわり(°∀°)b
)
またノブとのエピソードが増えたら載せます(笑)