スーパーの郷土みやげコーナーにコーヒーカップ風のきりたんぽスープが並んだ。
先月ラジオでちょっと聞いたのはこれかあと近づいてみた。なんか県産品の開発の賞とかも取ったと言ってたようだ。食べてみたかったが1つ500円以上。お椀に一杯分の食材だと思うとこりゃ高いなあと通りすぎた。

途中で息子の家族にお試しに買っていったらいいかなと気持ちが変わる。賞味期限は来年3月までだし、息子が好きな店の本格きりたんぽ鍋セットは五人前で来月送るつもりだが、近々立ち寄る予定はあるから話題のこれを2つ持っていって上げようと考えた。

息子が秋田にいる頃にはこんなのは出てなかった。多分去年の暮れ辺りから出たのだろうから秋田の人でもあまり知らない気がする
ついでに息子の好物のいぶりがっこも買った。4月にも買って届けたけどそろそろなくなったろう。
テレビを見てたら前の米騒動に続きまたもやわが店の店長がインタビューに答えてた。この人はきれいな標準語をまるでアナウンサーのような良く通る優しい言い方でしゃべる。僕の面接の時も田舎の店長に似合わぬ語り口に思わず褒めた。

テレビ局も聞きやすそうだし、店サイドとしてもこの人は秋田市内全店の地区長兼務だから他店の店長より会社として分析や戦略を外に向かって公式に語れる人だろう。


墓のなかにできた蜂の巣の駆除を終えたと電話が来た。ニホンミツバチだよと伝えておいたのに、馴れてるスズメバチと同じ要領だと甘く見た彼がずいぶん手こずったそうだ。


町の紹介でシルバー人材に頼んだら僕の中学の同級生が防護服を着てやっつけに行ったそうだ。彼は電話で事前に簡単だと言って薬でやるからと5000円ぐらいの簡単な話だった。


ところがススメバチと違い薬でもなかなかおはまらず巣を守る大群の蜜蜂に囲まれ墓の納骨の蓋石をどかして巣を取り出そうにも蜜の貯まった巣は小さな出し口で割れて墓穴の中へドボドボ落ちてしまう。やっと10キロ近くは引きすりだしたと奮闘を語る。


まあそんなことになるだろうと安直な想定に疑問を感じてたから驚きもせず墓穴に落ちた巣の欠片はいつか土に帰るからいいよ。ただまた入り込まないよう隙間に粘土を摘めておいてと話した。やはり本格的なのプロに頼むべきだろう。


終わってすぐ電話が来たからきっと相談があるのだろうと思ったから、一通り苦労話を聞いてからすぐにおかね払うよいくらかかったと聞いたら薬が効かず2600円の薬を2本使ったんでまけて8000円でという。前の電話で5000円なんて言われたとき、難儀しそうだなと8000円ぐらいまでは良いからと伝えておいた。


昔もシルバーに頼んで1日2人で出きるところまででと草刈りを頼んだら2日やってその分請求してきたから怒鳴ったことがあった。田舎の年より達が小遣い稼ぎにやる仕事ってほんと安直だと思う。我が同級生も人はいいがその辺はほんと心配だ


来月タイヤをとりながら墓をチェックしなくちゃ。ミツバチはスズメバチのように冬には巣を離れて行くことはない。来年になってまた巣を育てられたら墓参りも納骨も出来なくなる。

小指のバネ指が治り、先週の鯛の刺で腫れた指もなおったが最近ひどい痛みは肩に出た。やはりも年なんだなと実感。これも職業病であまり高齢までは無理だよというサインかも。


この2週間寝る時に肩の痛みが出るからバンテリンで気休めしたり。足は長い立ち仕事でしびれがとれないのは仕方ないが、この肩の痛みはなんだろうと考えるとやはり仕事だろうなと思い至る。とにかく夏にはいってからやたら鰹やワラサとか本数が多い。1本が3~5キロぐらいのを氷詰めの箱から出しては切って、アラで出す骨や頭も大きな出刃で叩ききる。5本ぐらいなら元気だが10本越えるとなかなか疲れも出る。


一昨日は太った鰹、昨日は60センチほどのイナダが氷詰めで5本入れが5箱。25本を昼までかかって100本の柵にした。まな板にのせて鱗とり、エラを出刃を差し込みグイグイ外しハラワタと引きずり出す。腹のなかをブラシで洗い出刃で頭を叩き落とす。三枚下ろしからカマを切りとる。骨や頭も叩くしアジと比べたら体力が必要。そんなのをこんな数こなすのはなかなか大変。


塩鮭や塩ホッケも 半解凍のまだ固いのを出刃で叩いたり押したりして強引に切る。出刃で押しきるときも肩に力が入る。


最近のこの2つの作業の繰り返しに僕の筋肉のない肩は悲鳴を上げているみたいだ。この一年、足にもしびれが出て歩きをやめたら、仕事で5時間の立ちっぱなしのあと家に帰るとものすごくむくみを感じてしまう。


来週はしばらく仕事を休むから、ちょうどいい休息かもしれない。