僕より1年早く入ったのがくららちゃん

僕より1年遅く入ったのがクリチャン。どっちも24歳の若い女性。孫のような年と言っても大袈裟ではないが、パートの世界は年齢や経歴で上下関係はないから嬉しい。


僕が入った時アジの皮引きができなくてくららちゃんが見かねて何度も教えてくれたし、一昨日はくららちゃんが不得意だと逃げてたアジの3枚下ろしを大名下ろしでやる方法を教えてあげて早く上手くなった。


今日はクリチャンが11時過ぎからサブマネさんに今日は人が足りず明日の刺身用のお作りパックにする大根のツマ盛りが時間で間に合いませんと泣きついてたが、サブマネは自分の仕事に追われてはっきり対策も示さないまま昼に近くなった。


僕は昼のホッケや鮭の補充分を切ってたが、またクリチャンが間に合わないですとサブマネに訴えるが解決しようとしないから、横から俺の塩干まもなく終わるから手伝うよと遮った。


パックは飾り模様のついた発泡トレイに決まった数の大根ツマを3山とか4山とか盛り付けておく。明日のスタッフはそれに大葉をのせて刺身を数切れづつのせていくから早く店に出せる。でも土曜、日曜分は量が多くて7、80パックを一人で大根を1時までに盛るのは無理だった。


彼女は僕同様パートは契約時間内で働くもので社員と違い残業は安易にあってはいけないという考え方。社員はそういうことが起こらないようにパートを運用する義務があると言われる。


久しぶりに大根ツマをざるからひとつまみ握り次々皿に盛っていくのをどんどんやっつけて40分ほどで50皿以上盛り付けて、掃除して仲良く2人で1時に上がった。彼女からお礼された


魚を切るのもこういう付帯作業も時間があるなしにか変わらず入社以来自分ができる一番早いスピードでやる習慣をつけてきたがこんなときに役に立つ。忙しいから早く、暇だからおしゃべりしながらのんびりという作業ではいつまで経ってもスキルが上がらない。