この頃は夢のつくりが若い時と違ってきたなぁと感じる。60代では会社での苦しい思い出がフラッシュバックしたようなものが多くて汗ばんで目が覚めたりしてたし、その前の働き盛りは夢を見てた記憶もない。


毎日一眠りの10時前から夜明けにかけていくつか夢を見てる。たいていなんか仕事してたり打合せしてたりと現にありそうな夢。でも今朝は昭和のようなブラウン管テレビをみてたら駅のホームらしき場所が写し出された夢


そこに出てインタビューらしきものを受けてるのは中学の親友だった。ニコニコ昔のように笑ってる。懐かしくて電話しようと番号がわからずあれあれとしてるうちに目が覚めた。


目が覚めてからも夢とわかっても懐かしく久しぶりだったなあと呟きたい気分。彼は26歳頃にアパートで孤独死したと聞いた。横手市にお婿さんに入ったが家を出て一人暮らしをした挙げ句のこと。何があったかもわからぬまま過ぎ去ってしまった。


中学に初めて知り合いとても仲良くなった。野球部のキャッチャーでキャプテンやってたがとても人当たりがよかった。算数ができて三年生の放課後はいつも残って僕に黒板を使って算数を教えてくれた。お陰で入試では90点取れた。


高校に入って能代市と秋田市に離れたが何度か遊びに来てくれた。会うと話すのはいつも2人が好きだった一人の同級生の話ばかり。僕はお前いいなあ彼女と同じ汽車で秋田に通うんだろとか羨ましがった。


毎日何度もトイレに起きるような年になり苦痛だと思ってたが、目覚めてまた寝るたびに違う夢を見るようになって細切れな眠りでもけっこう楽しめるような境地になった。夢見の達人かな