今日は祝日で昼前のNHKで東京メトロの特番があった。オタク達が乗り込み銀座線あれこれの話題、僕も何度も乗ったから懐かしい。特に車両が変わって古新しいレトロなデザインの新型になってからは楽しく乗れたし、上野駅で降りて昭和からの地下店街のような狭い通路を上がるのも嬉しかった。改札を出たところで日本盛の新商品を売る仕事で一週間通ったのも懐かしい。あの改札前の原酒量り売りキャンペーンで都内の主だった駅に一週間づつ通えたのも貴重な思い出だ。


テレビでは浅草の地下鉄基地から出庫して地下へ潜り浅草駅へと向かうのだが、その基地の出口に地下鉄唯一の踏み切りがある。テレビの出演者たちは大喜びだったが、僕はほぼ10年ほど前に上野から初めて千住を目指して歩き始めたときいきなりこの踏み切りを通り何じゃこれはと印象に残った地下鉄の踏み切りだった。左を見ると鉄の柵の扉がありそのさきの引き込み線の先には地下鉄が留まってた。そこから延々と入谷、三ノ輪を抜けてあるいたことがあって、途中で見つけた金太郎飴本舗で買った飴を土産にしたがあまり喜ばれなかった。


その後放送では中野にある丸ノ内線の車両基地に行ったがここもまた3度は通った懐かしい場所だった。2度は江古田と練馬から歩いた記憶、でも何といってもスペシャルは神田川源流の井の頭公園から歩き始めたとき。井の頭線の高井戸駅では駅構内のパン屋の奥の喫茶席で一休み、サンドイッチを食べたかもと思い出す。車両基地は中野の善福寺川と神田川が合流した辺りだった。井の頭公園からここまで3時間ぐらいだったろうか。そこからまた一時間以上歩いて新宿西口へ着いたのだが、一気に4時間を超えて井の頭から新宿を歩くのは最初で最後になる。


テレビではチケットの宣伝が流れる。秋田の公会堂ミルハスで野口五郎のいい席が8800円、いまだにこんな値段で地方営業が出きるんだから凄いなと感じた。

休みには明日に備えて包丁研ぎ。昨日帰ってすぐに錆び落としと簡単に研いだが切れの悪いところを発見して、今日も研いだ。
僕の出刃は家庭サイズで店の大きな魚の骨を叩ききると細かく刃こぼれがでる。よく見ると欠けてる。でもマネージャーの一回り大きい出刃ですら先日60センチほどの鯛3枚のアラを叩ききってたあとに見たら根本の方の刃が欠けていた。切れるように薄くしすぎると叩くと欠けるのは仕方ない。