学芸大学で降りた。駅前から15分歩く
懐かしい雑踏。
おにぎり屋の先にイオンが見えた
くたびれた建物が風流な美容室
鷹番という江戸風住所
イオンまで後少し
この店に5年前に勤めていた。そして秋田へ帰った。何度も慰留されたが振り切って辞めた。仕事に不満はなかった。やりきった満足感があったから次のステージを求めた。秋田の魚屋から声がかかってた。
イオンスタイル碑文谷は元はダイエーの本拠地。近くには松田聖子が挙式した教会やスズメのお宿の森。目の前はフェラーリやランポルギーニのショッブ。セレブの街で上野アメ横のようなちかしい売り声を広めた

この魚売場で声を張り上げ魚を売った。前に僕とアシスタントの女性。ガラスの後ろには調理スタッフが五人ほど。
懐かしいスタッフが2人いた。一人は早川主任。
僕のアシスタントをやった女性は休みだった。残念、一番会いたかった人だ。あの女性の献身的な手伝いがなかったらこの店で伝説の売り子と呼ばれるほど売ることはできなかったろう。

勤め先を二つと住んだ街を巡り足も疲れて東横線で菊名に向かう。乗り換えて町田へ出る。今夜は町田の最後の夜だ。でも外で飲む気にはなれない。またスーパーの割引品買ってシャワーとビールだ。明日の新幹線乗るまでもある。