夜は大した番組はないがEテレで偉人の年収が夏目漱石をやってた。49歳で早逝したときの当時の年収は6800万円だったらしい。漱石といえば懐かしい神楽坂を思い出す。


神楽坂は夏目漱石に縁があった。早稲田の家からよく神楽坂に来て飲んでたという。そして彼の原稿用紙を作ってた相馬屋という文房具店は今も神楽坂の真ん中にある。

店のショ━ウインドにはたくさんのキャラ人形が飾られていた。中のガラスケ━スには尾崎紅葉や坪内逍遥らの原稿も飾られていた
そして猫の小説がヒットしたせいか神楽坂は猫に優しい街になった。野良たちが夜明けの人通りのない裏通りでは朝会をやってたりして微笑ましかったし、日中もあちこちで見かけた。とうとう脱サラしたおじさんが猫の郵便局というのを赤城神社の直ぐ側に手づくりで店を作った。すぐ友だちになって色んな話をしたが店内は猫グッズが溢れてた。お金を作るために開店の前に早朝ビル清掃とかのバイトもやって苦労していた。今はどうしてるだろう。お別れの挨拶もねこにゃんだった。
なんせ赤城神社は嵐の相葉くんが動物病院の先生をやったドラマの医院があった隣の場所で聖地になって、この猫店も大流行のスポットになっていた。いつか上京したらまずは心のふる里神楽坂へ顔を出す。潰れないでいてほしいな。

ウォークでよく早稲田方面に歩くと漱石の最後の家があった漱石山房という記念館に立ち寄れたし、夏目坂というところには漱石生誕の碑かたってた。