深夜3時半からの大相撲ダイジェストはそれぞれの立会からとビデオが次々に見れて仕切りの間合いが退屈な自分にはいいテンポで楽しめる。


昨日の千秋楽をもう一度楽しみながら気もそぞろだった前半からしっかり見たら、けっこう先場所まで賑わしてくれた人気力士が負け越しているのがわかった。飛猿、翠富士、宇良、正代•••そんな力士を乗り越えて大の里や王鵬たちが上がっていく。


相撲の15日間には優勝争いを楽しむこともそうだが、他にも後半になると個々の力士の悲喜こもごもを感じる取り組みが多くなって見る方にも力が入る。負け越してしまうと地位が下がるし、下の方になると幕下へ落ちることも心配だ。8勝して地位を保てるかとはらはら見る相撲もあるし10勝二桁で昇進を楽しむ相撲もある。


おまけに今場所はとうとう宇良のお家芸のそり技も出て楽しみ、優勝も決定戦のおまけまで付いた。琴の若の最後の仕切りで塩をつかんでからのこわい般若のような気合顔にも2度もドキッとした。かつて貴乃花が勝った時あの顔を鬼の顔だと世間ははやし立てた。若い穏やかな顔の力士が全身に気合を入れるとあんな顔になるんだなあと感じたし、何日目かに痛い足を蹴ってきた飛猿に怒りの気合が出たことを恥じていた横綱の抑えた気合もまた好ましかった。


結果として休場明けの苦しんできた横綱が優勝、いい戦いをした琴の若は逃したけど大関に上がりまた優勝の願いを追える。ウインウインの結果で良かったなあと思えた。それにしても幕下優勝も伊勢ケ浜部屋の尊富士。富士とつく力士は楽しく真面目な相撲を見せてくれる。宝富士、北勝富士、翠富士と残念だったが次を期待だ。解説の北の富士さんも復活してほしい。


昨夜も何本か夢を見て楽しめた。思い出せるのは前日の続きのように僕自身が世話になった料理関係者を集めて感謝の宴会を開いてた。そして今は転勤してしまった若い先輩にネクタイを2本プレゼント。手形にまた会いに行くかな。


最後の夢は突然自転車で自由が丘から東京での最後の勤め先のイオン碑文谷へサイクリング。東横線沿いのこの道はかつて実際に歩いた道で逆に学芸大駅から自由が丘へ歩いたこともある。なぜかそのイオンに今の勤め先の異動した若い先輩がいてこっちへ来いという。でも何度も受けてきたイオンの入店研修をまた受けなくちゃいけないんだと言われてめんどくさくてやっぱりやめたと思うところで夢が終わった。


最近の夢は観客になって自分の映画を見るようで他人事のように楽しんでる。テレビがつまらないとさっさと電気も消して眠りにつくようになった。体に良さそうだと思う。