突然の電話、生きてるか?正月にメ━ルしたけど返事がないから心配してたとのこと。改めて今のアドレスを送った。


大学の時に知り合った東京の友人は今年の6月で長く勤めた会社を引退しようと思ってるらしい。社員セミナ━や経営コンサルタントの日本の大手で代々木のそばにある会社の理事長まで登りつめてた。


僕が東京を離れる前に再婚したが、奥さんは少し体が弱い。70前に二人でのんびりした時間を作りたいみたいだ。退職したら僕に会いたいと言う。僕は今の包丁生活を伝えいつかは上京するけどまだ予定がないと伝えた。彼の方で来たいというからレンタカー借りて温泉やら案内するからとは約束した。


あっちから帰ってくるとき神楽坂に彼を招待して二人で飲んだら、奥さんが羨ましがって二人を呼んでもう一度神楽坂のカドという古民家居酒屋で飲んで楽しく喜ばれて、最後には僕の部屋まで二人で来て飲んでいった。


僕はあの小さく風呂なし共同便所の六畳をとても気に入ってたから、理事長さんでも奥さんでも喜んで迎え入れた。懐かしい時間をもう一度過ごせる日が来そうだ。


4回目の家康を見てため息が出た。また土曜の再放送を見よう。少し疲れる。