雪も積もらず土曜の昼酒。

小さな3つ目のス━パ━でまだ半分凍ってる生カツオの細身がグラム198で僕が買ったのは149円。文化包丁で刺身用の切り方で10切れに切った。これが我が勤め先の少し高級なトロのカツオだとグラム298円だから、この量で240円程度。これが先週までの自分の身についた切り身の厚さだったが今週はもう少しだけ厚く切ることで8切れ300円〜350円程度が狙いだ。サクも太いから一切れの断面ももっと大きい。

あまり断面を小さく仕上げると安物に見えるし薄いと歯ごたえもつまらない。他の店など見たらもっと雑に切って350円は取ってる。少しだけ高級感を出しての売りなら良さそうだ。

魚業界に入ってから僕は冷凍されてない完全に生のは買わない。店の調理人たちも仕事の合間によく言うが、これだけいろんな魚にアニサキスが出るようになったから、もう昔ながらの生魚は食えないと言う。イワシ、アジ、サバ、カツオ、調理にたずさわる人ほど生食に警戒は強い。先日もとても新鮮な鱈の白子のダダミを生食できるかとグルメおじさんが調理人に尋ねてた。湯通しでおすすめしてた
もう一つのつまみは昨日半値になったソフト身欠きにしん。あま醤油で煮つけるニシンそばもいいが僕は焼き魚で食べる。アルミを敷いて焼いてからめんつゆを入れて煮詰め更に砂糖をかけてこってりさせて出来上がり。2枚で120円だから2日分でと思ったが美味しくてつまみで全部食べてしまった。カリッと焼けた皮目とトロリとタレがしみた身の組み合わせが何より。

田舎育ちでこういう干物の小骨など気にせずガリガリかじって飲み込む。息子などはハタハタの骨まで一本ずつ取ってるから食いたくないのかと思うと好きではあるらしくていつも帰省すると頼まれる。

さて昼酒が終わり家康再放送だ。先週の本番では次々起こる事件を見てるだけで精一杯。でもその後のネット話題とかで知った驚きの場面とか、もう一度見なくては。鎌倉殿より大虐殺だと話題の最後の5分も唖然とせずしっかり見よう