今朝は深川不動堂へ行った。隣りの富ケ岡八幡はパスして清澄白河へ墨田川沿いに北へ歩く。仙台掘川沿いに清澄橋へ歩くと川面にボラがたくさんいた。最近ボラを食べる話をあまり聞かないし、魚屋にいてもあまり見ない。ボラのウスとかへそとかいう鶏の砂肝のようにコリコリしたのが一匹から一つ取れて、煮つけたボラのそれをもらうのが幼い頃好きだった。今はボラというとからすみの材料になるが魚として食べる人は減ったのかも。汐留の浜離宮あたりの水路にもけっこういたのをみたことがある。汽水域がすきなのかも。
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3
ここから清洲橋へ抜けるところに大きなコンクリートの塊があって明治に日本で始めて作られたコンクリートと書いてる。この敷地は浅野セメントという会社。多分日本最初のコンクリート会社なのだろう。創業者の浅野氏の銅像もある。深川の裏通りに突然出現する大きなセメント工場は違和感があったが、原点がいまでも都心から移転せずここにあるというのは珍しいと思った。歴史を背負っているプライドを感じる。
イメージ 4

イメージ 5
工場のすぐまえには重要文化財指定の美しい清洲橋。今はオリンピックに向けてのライトアップの工事で足場があるが、これはこれで富士山とスカイツリーのように美しい。この橋とセットで関東大震災復興の象徴的な建造物としてデザインされたのが永代橋。形の凹凸がちょうどシンメトリーのデザインで美しいが、やはり墨田川の中ではこの橋が一番美しいと思う。
イメージ 6
橋を渡り水天宮さんへ出る。綺麗な青空に風も涼しい。そこから人形町へ出て日本橋へ戻ろうとすると、途中に有名などら焼きの清寿軒があった。10時開店で人が並び、売り切れると店を閉めてまた午後に追加で開店していたが、こんどは午前しかやらないのか。どら焼きと小判焼きというのがあって、小判のほうが人気。どら焼きの一枚の皮であんこをクルッとくるんでるから、あんこが見えている。値段は20円ぐらいしか違わない。そっちが人気なのを知らずに普通のどら焼きを買ったら、次のお客が残りの小判5個あったのを全て買っていかれたので、失敗した。でも甘すぎて僕はうさぎやの方が好きな気がした。
イメージ 7
水天宮本殿の裏からの景色は神楽坂の赤城神社の本殿裏に似ている。今日も赤城神社の脇稲荷さんでは嵐の相葉君が主役の猫とシッポと神楽坂のロケがあった。ファンが10数人境内にたむろしてるが、ガードマンがいて脇の稲荷さんへの通路を制限している。ふらりと絵馬を見たら案の定、たくさんの相葉くんのドラマ成功を祈るファンの絵馬がぶら下がっていた。
イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10