εに誓って | 本との出会いは、師との出会い。

本との出会いは、師との出会い。

智慧は、先生から指導されて身につけるものではなく、自ら学ぶものです。ですから、先生が本であっても、生徒の意欲が高ければ、学習の成果が期待できます。書店には、素晴らしい先生方が、時代を超えて、いつでも待っています。

 φ,θ,τに比べると,森先生としては,新しい設定の舞台で,面白さを感じますが,相変わらずの中弛み感^^;

 山吹と加部谷が乗ったバスがジャックされてしまう、という設定とトリックは新しい感じで期待が膨らんですが、現場と連絡を受けた萌絵たちとの二元中継のためか緊迫感が乏しいと思いました。道中トリックを暗示する記述があったのかもしれませんが、それに気が付かなかった私は「何だ、そういうこと」と悔しさを隠すのでした。

 森先生は「ミステリィは読者のレベルとのバランスによって、面白くもなりつまらなくもなる」というようなことを書いていた記憶がありますが、Gシリーズは私よりレベルの高い読者を想定した作品なのでしょうか?だとしたら増々残念かも…

 今回は、叙述トリックの名手(・・? 森先生としては、アンフェアではなかったですよね(?_?) そういう意味ではやられても、巧いなぁ~と感心せざるを得ませんでした('◇')ゞ 設定がとても良いので、もう少しハラハラさせていただければ、完璧だったと思います(^^♪

 とりあえず、4巻まで読んだわけですけれども、このままのペースだとすると、ちょっと辛いかも(・_・;)

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