さて「開陽台」から更に東へ向かいます。
どこまでも真っすぐ一直線に伸びる道路「ミルクロード」を走ります。
牛乳を出荷するタンクローリーが走る一本道なので「ミルクロード」と名付けられました。
先の見えないどこまでも続く真っすぐな道路は、ドラマや映画の中に出てくるような風景ですね。
開陽台から車で東に30分くらい走るとオホーツク海へ出ます。
ロシアに実効支配されている国後島がすぐそこに見えます。
「野付半島」は知床半島と根室半島のあいだに位置する、全長約26kmの日本最大の砂の半島、砂嘴(さし)です。
砂嘴とは、海流により運ばれた砂が、長年に渡って堆積して作られた地形のことです。
オホーツク海にカギ針状に突き出た独特の形をしています。
半島の中には、立ち枯れの風景『トドワラ』や『ナラワラ』といった景勝地があります。
海水に浸食されたトドマツがいくつも立ち枯れた姿は、まさに地の果てを思わせるような荒涼とした風景です。
(倉沢淳美さん曰く、「日本のはじまできたって感じ」)
現在でも浸食が進んでおり、いずれはこの光景が見られなくなるかもしれません。
↑ ジュゴンタイプの消波ブロックがありますが…
1985年もやはり同じタイプのジュゴンブロックでした。(一部写真修正しています)
(1985年のほうが今より陸地が高いような感じがします。沈下したのか…海面が上昇したのか…?)
オホーツク海の波と戯れる有希子さん
この写真をファンクラブの会報で最初に見た時、「有希子さんって、こんな笑顔することあるんだ…」と感動したのを思い出しました。
雑誌や写真集でよく見る有希子さんの笑顔は、タレントさんの仕事上の営業スマイルであって、こんな心から楽しそうな「素の笑顔」の有希子さんを私は見たことがありませんでした。
この風景がいつまでも残ると良いですね