認知症のお義父さんに隠れていた病 | SLE.クローン病.後天性免疫不全症.バセドウ.繊維筋痛症.症状精神病.子宮頚癌、卵巣嚢腫.子宮繊筋症等

SLE.クローン病.後天性免疫不全症.バセドウ.繊維筋痛症.症状精神病.子宮頚癌、卵巣嚢腫.子宮繊筋症等

2012年ようやく全身性エリテマトーデスと診断がつく。繊維筋痛症、クローン病、バセドウ氏病、子宮頸がん(術後5年経過)、子宮腺筋症、卵巣嚢腫、子宮内幕増殖症、ステロイドによる症状精神病です。メニエール病も併発。大学病院通院中

義父の認知症が出始めたのは2年前くらいから。

以前のblogにも書きましたが

義父は、

大企業に就職し、役職にまでのぼりつめ

75歳まで

役員として勤務、在籍していました。




75歳で仕事を退職した途端、

認知症の症状が出始めました。



今回は認知症についての詳細は省きます。


なぜなら


義父に大きな病が見付かったからです。


今回は、この病について

書いていきたいと思います。




着替えも

お風呂も、

食事も

何もかもぜえぜえと

時間がかかるのは

全て認知症だからだと思っていました。

暇さえあれば、寝てしまうのも

認知症だからだと思っていました。


義父は、

寝室以外で

横になったり

地べたに座ったりする人では無く


いつもきちんと、椅子や

ソファーに腰を掛ける人でした。


それが、

寝室以外でも寝るようになったのです。


「俺、おかしいなあ」と

ポツリと義父がもらし、

初めて認知症の病院に行きました。


算数の10-7の問題がとけませんでした。


この日から

認知症の進行を遅らせるお薬を飲むようになりました。


効果はすぐに現れて、

かなりしっかりしてきました。


意志疎通が出来るようになりました。


それから2週間が過ぎた頃


「なんだか、ヘソの辺りがドクンドクンするなあ」と義父がいいました。


念のために義母は、

義父を病院に連れていきました。


そこでわかったのは、

お腹の大動脈瘤。かなり大きいらしい。

いつ破裂してもおかしくない状態。

すぐに大きな病院を紹介されました。


この時点ではまだ

手術すれば、なんとか生きてくれるかも、と

義母は思っていたそうです。



全身のCT を撮ったら


体のあちらこちら

いたるところに

大動脈瘤があったそうです。


全て50㎜超えの

ステージ4。


手術で触れるとしたら

お腹の部分のみで


あとは、場所が悪く

手がつけられないと言われたそうです。



義父の父も、

義父が小学生の時に

大動脈瘤破裂で亡くなっていました。



義父はずっと、体の不調をうまく伝えることが出来ずにいました。

皮肉にも

認知症のお薬を飲んだことにより、自ら、体の不調を訴えることができ

大動脈瘤という病を見付けることができたのでした。


今現在、

手術は断り、

なるべく夫婦二人で

穏やかな時間を過ごすべく

自宅に連れて帰ってきています。



主人は今月に帰郷し、両親との時間を過ごし「もう、これが最期の覚悟で行って来た」とのことだったので、

6月1日、わたしは息子(義父には孫)と一緒に

会いに行く予定でいました。



いま、わたしの体調が優れず

行けるかなあ、

行きたいなあ、と

気持ちは焦れるけれど

体も精神も壊れている。


このポンコツめ。




うちは3LDKのマンション。

それぞれ、息子、娘、主人が部屋を使っているので、

わたしは

リビングのすみっこでテント暮らししています爆笑


うちは、お客様が来ないから

これでもOK 。

このテント

結構広くて、たまに娘が潜り込んできて

一緒に寝ちゃうときもあります。