インディ・ジョーンズと運命のダイヤル | Pessimistic Optimist

Pessimistic Optimist

徒然の想いと出来事

丁度1週間前になりますが、今年16本目となる劇場鑑賞映画を、終映ギリギリのタイミングで観てきました!!

 

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」という作品で、お馴染み、ハリソン・フォード主演のインディ・ジョーンズシリーズの第5作目となり、今度こそラスト作と言われている映画です。

 

1980年代に矢継ぎ早に作られた、インディ・ジョーンズシリーズ3作は、どれも好きな作品で非常に思い出深いですが、その後19年振りに作られた4作目が酷い出来で、興覚めしました(-_-;)

 

4作目から更に13年経過して作られた今作ですから、期待も何もなく、元来映画館に足を運ぶ気さえありませんでした。

 

ただ、付き合いで行かないか?と誘われていた事と、調べてみると撮影当時、ハリソン・フォードは80歳になっており、80歳にしてアクションシーンも多いだろう、このシリーズをまだ現役としてやり切ったという事実に、俄然興味が沸いてきました。

 

という事で、ハリソン・フォード演じるインディ・ジョーンズも限りなく見納めになるだろうと思い、終映ギリギリのタイミングで映画館へ足を延ばしました(^-^;

 

実際に観た感想として、4作目よりは遥かに面白く、現代のCG技術やAIによる特殊映像もふんだんに、元来からのテイスト、冒険アドベンチャーによりフォーカスしながら、年老いたインディだからこその哀愁も上手く散りばめられていました。

 

何より驚いたのは、戦時中から始まる冒頭の約25分間、そこには若き日のハリソン・フォードが存在しており、顔は勿論動きにしても、どうやって実現させているのか分からない出来でした。

 

低予算の邦画によくある、若い日を似てもしない別の俳優に演じさせるという興覚めポイントは一切なく、わくわくしました。

 

良い悪いは別にして、AIによる若き日のハリソン・フォードの凡ゆるデータリングと現在の表情等を統合解析して、架空の存在を画面上作りだすそうですが、この技術がより一般化すると、年老いたり、死んだ俳優も予算さえかければ、画面の中で簡単に復活出来る事になりそうです(@_@;)

 

そうした話は別にして、ストーリー的には4作目程ではなくてもかなり荒唐無稽なものになっていますが、ギリギリロマンとして許せる範囲と個人的には思いました。

 

好きな俳優、マッツ・ミケルセンが敵役として、存在感を魅せまくっているのも今作の評価ポイントです(^^♪

 

あと、アントニオ・バンデラスも出演していたと、エンドロールで気付いたのですが、一体何処に??という位、風貌を変えていて、劇中では気付きませんでした。これも見どころかもです。

 

1980年代に作られたインディ・ジョーンズ3部作が好きだった人なら、失望する事なく、年老いたインディにむしろ感情移入出来る作りになっていると思え、密かにお薦めしたい作品でした!!