旅立ち・第一歩 | Pessimistic Optimist

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徒然の想いと出来事

妻が突然この世を去って、あと1週間で4ヶ月が経過します。

 

当初は茫然自失の中、自身のメンタルコントロールにアタフタする場面も多くありましたが、ものの1~2週間で、ほぼほぼ通常ペースを保てる様になりました。

 

その大きな要因として、バンド活動や仕事、プライベイトでのお付き合いといった、妻の死以前から日常的であったものが、皆様のお陰をもって、一切澱む事無く、普通に進んでくれた事が、まず挙げられます。

 

そして、もう1つの大きな要因として、同居している長男の存在がありました。食材の仕入れや調理、風呂の用意等、こちらも妻の死以前から、妻の病状悪化もあり日常的にしてくれていたものが、そのまま継続され私もその恩恵に与っていたという流れでした。

 

自分で米を炊いたり、自分の部屋の掃除や衣類の洗濯等は以前からしていましたが、その他の家事での細かな事における、長男の存在は大きく、勿論、日々話をしたり、遅く帰宅しても同居する人間が居るという安心感も大きいものでした。

 

その長男は、サラリーマンを辞めてから、悶々と自身の人生を見直す日々が続き、結果、このおかしな社会と決別した生き方を選択し、物色し始めてから1年近くかかりましたが、去年10月に、念願であった、水源も含めた自然のままに近い山を購入しました。

 

和歌山にある山で、今年になって持山近くの古民家を借りる算段も整い、遂に本日、取り敢えず生活出来るだけの物を運び込む事になりました。キリよく2月1日から本格始動というのも彼らしいです。

 

今回は引っ越しも含め現地での諸作業が目白押しですから、本格的に山に入り、少しづつ共生していくといった元来やろうとしている事は、もう少し暖かくなってからみたいで、取り敢えず1週間滞在の予定です。

 

1週間とはいえ、遂にこの家に私は1人となりました・・・4LDKのマンションですが、かつては5人家族として、所狭しと賑やかだった場所に、今晩から暫くは、1人寂しく生活する事になります。

 

本格的に山に入る様になると、月に数日だけ戻って来る話に今のところなっていますが、いずれにせよ、大半の日を1人で生活する・・・それこそ若かりし独身時代に逆戻りする事になります(;^ω^)

 

妻が亡くなった後の第1ステージは何とかクリアした感がありますが、本日から又新たな環境変化に慣れていかなくてはいけません。

 

果たして、第2ステージはどうなるか・・・???

 

そんな本日は、午後5時から仕事関係者と軽くミーティング、軽夕食の段取なので、例によって、その後は劇場で映画鑑賞でもして来ようと、密かに目論んでいます。

 

考えれば、このパターンも妻存命中から何ら変わらない訳で、結構1人でも機嫌よく遊んでいる、聞き分けの良い子なのかもしれません(笑)

 

 

1ヶ月間レンタルしてきた軽ワゴンに、自転車、マット、棚等満載にして遂に新たな人生に向けて長男は1歩を踏み出しました(*^^)v

 

長男を見送った後は、いつも通り軽くウォーキングをして、本日も元気一杯のユリカモメ達と暫し交流を深めていました(^-^;