前回のつづきで、今回はウッドパーツを加工します。
色を変えるだけですけど(^_^;)
少しニスを落としてありましたが、金属部分のダメージに比べると綺麗すぎます。
これ以上の分解は困難でした。
力技でバラせると思うけど、預り物なのでマスキングで進めていかます。
まずは粗目のサンドペーパーで元のニスを完全に落として地肌を露出させます。
いつもは大体240番くらいで下地を整えるのですが、E&Lは染まりにくいので60番で仕上げました。
ワックス仕上げが前提の荒業です。
キズが深いとそこから先にオイルが染み込むので木目に沿って慎重に研いでいきます。
こげ茶色を希望だったのですが、E&Lは木の色が強い黄色の上に染まりにくいので難しいです。
赤を入れたらオレンジっぽくなるし、今回はワトコオイルのドリフトウッドのみで仕上げました。
画像は1回目を塗布して数十分乾燥させた後に拭き取ったところです。
まだかなりムラが残ってます。
2回目は半乾きのうちに120番で水研ぎしてから拭き取ります。
ほぼ均一に染まりました。
3回目は240番で水研ぎしました。
もうこれ以上は染まらないと思うので作業終了です。
かなり黄色が残ってるけど予想以上に染まりました。
木目が際立ってます。
好みもあると思うけど、木目はLCTよりシブいと思います。
待ちきれずに組んでしまいましたが、数日間常温で乾燥させました。
乾いてくると艶がなくなってグレーが目立ってきます。
つづいてブライワックスのウォルナットを塗布します。
下地が240番なのでかなり色が乗りました。
説明書には30分乾燥させた後にスチールウールなどで刷り込むとありますが、新聞紙を使った方がいい感じに仕上がると思います。
ストックも同様に仕上げます。
最後に柔らかいウエスなどで余分なワックスを拭き取ったら完成です。
何枚か完成の写真を撮影したのですが、角度や光の具合で違った色になってしまいます。
実際はオイルのグレーが透けてくすんだ色です。
今後、使ってるうちにワックスが落ちて行ってグレーが浮き上がってくると思います。
こちらは左側。
なんかガラ悪そうなAKですな。
ゲームに来た人達が怖がって帰ってしまわないか心配になりました(^_^;)
手持ちのAKMと記念撮影(^-^)
まだオーナーさんには画像を見せただけで返してませんが、大変気に入ってくれた様子でよかったです。
おわり