今日は、目黒区立の「めぐろ歴史資料館」に行ってきました。

 

 
中目黒駅前の「中目黒図書館」はよく利用しているのですが、
そこから山手通りを五反田方向に10分ほど歩いたところにあります。
 
地味!
 
 
統廃合でなくなった第二中学校の建物をそのまま使っているため
敷地内もこんな感じです。
 
スタッフ不在で、入場無料。
訪問者は来た時間を自分で記入してから入場します。
 
 

ここが常設展示の入り口ですが、外観とはうらはらに展示室は新しくて、

有料でもよいような規模です。

床には目黒区の航空写真が貼ってあります。

 

 

ここの刊行物は販売しており、必要なときは電話で係の人を呼ぶようです。

矢印は、私もよくできていると思った「写真集 目黒区の風景100年」

 

古代から現代まで情報量も多く、小中学生の社会科見学には十分すぎると思います。

「撮影禁止」とはどこにも書いていないのですが、係の人がいないので確かめられず。

 

公式サイトを貼っておきます。

 

 

 

常設展示の反対側には体験学習・資料閲覧室などがあり、

係の人の席はあるものの、不在。

他の見学者の方が撮影していたので、大丈夫なのかな?とおもって

1枚だけ撮影してしまいました↓(不適切でしたら削除します)

 

 

右側は図書館の郷土資料コーナーにあるような蔵書でラベルもついているのですが、

左側は、「本好きのおじいちゃんちの本棚」にあるような古い一般書籍が未整理のまま

古本の良い香りをはなって並んでいます。

なんかうれしくなってしまいました。

 

 

しかも、この赤と黄色の縞々の表紙は、私がさんざん集めた

日本地図㈱の「スタンダード東京都区分地図帖」の昭和27年版ではないですか!

 

 

リーフレットの写真を貼っておきます。

子ども用のイベントとかも開けそうな広いスペースです。

 

 

ここは廃校舎を再利用して作られていて、いわゆる「豪華すぎる箱もの」ではないのですが、

前身である「守屋教育会館郷土資料室」時代からの資料を受け継いでいるわけで

きっとバックヤードには貴重資料がたくさんあるんだろうな・・・

 

どことはいわないけど

「施設は立派だけど、中身はスカスカ」という公共施設も多いなか、

目黒区は見事にその逆を行ってるような気がします。

 

「沿革図集的資料」が見つからなかったのは残念ですが、

昔の写真等はデジタルアーカイブで公開されていました。

 

 
利用は制限つきですが、目黒区に思い出のある方には楽しめるのではないでしょうか。