先週4月27日(土)に、中山道の街歩きに参加してきました。

 

 

 

先日参加した千川上水跡の街歩きは「としま案内人長崎」でしたが

ここも、同じく豊島区のボランティア団体「としま案内人駒込・巣鴨」の企画です。

 

 

豊島区を通るのは次回からのようで、

今回は全く地元じゃないのですが、

ちゃんと出発点から始めようという気概が素晴らしいですよね。

土地勘がそれほどないボランティアガイドさんが案内するのだから、

よっぽど一生懸命お勉強されたんでしょうね。

 

ブログに書く予定はなかったのですが

スマホで撮った写真の「保存場所」のために更新することにしました。

今回は内容薄めです。ごめんなさい。

 

 

地図をいただいたので、この番号に沿っていきます。

 

① 日本橋

三越前駅のB5出口に集合。

ここには日本国道路元標があります。

 

これはレプリカですけどね

 

 

日本橋の北詰交差点から南側を眺めると、大規模再開発が進行中。

 

 

ここは「日本橋西川」があったあたりでしょうか。

跡地に建つのは27階の高層ビルだとか。

 

オリンピックのときに急ごしらえで作った首都高の景観問題。

地下化の計画は消えてないようですが、

もうすっかり目が慣れてしまったし、

もうここまで来たら、アジア初のオリンピックに奔走してた時代の

「歴史遺産」として、遺しておいてほしい気もしますが。(←個人的感想)

 

 

② 三越

 

 

三越前の地下コンコースには「熈代勝覧(きだいしょうらん)」という

200年以上前の日本橋~今川橋を俯瞰した絵図のパネルが展示されています。

本物の1.4倍の大きさで長さは17m。描かれている人はなんと1671人だとか。

 

 

リーフレットもいただいたので、ゆっくり見たいと思います。

 

 

「三越」の歴史の説明がありました。

4年間松阪に住んでいたので、

三井高利のことは、多分私のほうが詳しいと思いますが

「じゃあ、お前が説明しろ!」といわれたら何も言えないな~(笑)

「知っていること」と「上手に説明すること」は別物だと実感しました。

 

③ 今川橋

 

1691年に開削された竜閑川にかかる橋で、「竜閑」も「今川」も人名から。

昭和25年に埋めたてられ、

今は「今川焼」の由来のときにしか話題になりませんけど・・・

 

竜閑川(りゅうかんがわ)は龍閑川とも書かれるし

「神田堀」とも「銀(しろがね)堀」とも「八丁堀」とも呼ばれます・・

とのことでしたが、きっとなんらかの「使い分け」がされていたのかもね。

 

記念碑の写真も撮ったのですが、碑自体に人の姿が映りこんでいたりしていたので

ここには載せません。

 

中央区内には記念のモニュメントや説明板が多く、

このあたり、ガイドなしの一人歩きでも情報には困りません。

(写真けっこう撮ったんですが、使えないのばかり)

 

 

これは下に見切れている「十軒店(じっけんだな)」の説明だったんですが

「海老屋美術店」の外観がすてきだったので・・・

ちょっと人影が写りこんでますが、ぎりOKかな?

十軒店・・・綱吉時代に京の雛人形師10人を招いたことにはじまる

   節句用品の街並みで、熈代勝覧にも描かれていました)

 

JR神田駅に到着。

神田は新卒で配属された場所なので、

昭和の終わりあたりのことはけっこうわかります。

 

 

高架下に掲示してあった、この「神田驛百年」が面白そう!

(こういったパネルが高架下にずっと連なっていました)

しっかり見たかったけれど、列から遅れるわけにはいかず、

ネットで見られるかな~?と思って帰ってきたんですが・・・

これは千代田区やJRとは無関係で、神田西口商店会でつくられた冊子の掲示のようです。

その冊子は、神田駅が開業100年を迎えた2019年には

お店で無料で配布していたんだって!

 

ネットになくても「図書館にあるはず!」と検索してみたら・・・

 

 

複本があるなら貸してくれたってよさそうなものなのにね。

千代田区の図書館、禁帯出率高すぎ!(と、いつも思っています)

「神田まちなみ沿革図集」はほかの区で借りられたけど、

この本は千代田区と国会図書館にしかなくて、

Amazonにもメルカリにも出品されていなかったから

これはもう、図書館内で全頁、カラーコピーの一択ですね。やれやれ・・・・

 

 

④ 交通博物館跡

 

須田町交差点を経て、万世橋駅跡へ。

多分私と同年代くらいの女性ばかりの班だったんですけど、

交通博物館を知らない人が多くてびっくり。

(小さい時にあちこち連れて行ってくれた自分の両親にホントに感謝しました)

ましてや、万世橋駅や広瀬中尉像の話とかしても通じないですよね。

 

書くことないから、自分のブログを貼っておきます。

 

 

 

⑤ 湯島聖堂 ⑥ 神田明神

 

湯島聖堂は通り過ぎただけでしたが、神田神社(神田明神)は中に入って参拝しました。

 

 

裏手にも鳥居が林立していて、たくさんの境内社がありました。

 

 

三社祭の準備か、きらびやかな大神輿も姿を現していました。

 

 

⑦ かねやす

 

ゴールは「かねやす」があった本郷三丁目交差点。

 

 

ここもだいたいのことはわかりますが、

本郷通りを南から歩いて近づいたことはないので

ちょっとちがう風景に思えました。

 

 

雨予報にもかかわらず、傘をさすこともなく、日本橋~本郷を歩けてよかったです。

日本橋の歴史は、私が心酔している「中央区沿革図集」が参考になると思い、

ボランティアガイドさんに強く推薦してしまった! 余計なお世話でしたね。(笑)

 

 

なんと、格安で買えるのが1年延長になりました。

紙の地図好きでこれを買わない人、ちょっとありえないです。←強気の発言!