去年「ゴジラ-1.0」を見て、視覚効果はものすごかったですが、

舞台となった昭和22年の銀座が「架空の世界」で、

「数寄屋橋」なんて存在までが無視されているのが気になって

それでいて「時代考証完璧!」とか言ってるから、

かなりしつこく反論してしまいました。

(だって同じこと言ってくれる人、いないんだもの!)

 

伯父は進駐軍の通訳だったし、母も終戦直後にタイピストだったので、

このあたりのこと、子どものころはよく聞いていたんですよね。

伯父も母も亡くなりましたが、同年代でも

まだお元気で映画を見られている人いるでしょうし、

そういう人たちが無視されてるのが許せないのですよ!

 
 
去年11月に数寄屋橋のことを書いたときに・・・

 

銀座でも、                    

全然有名じゃないけど、ひっそりとずっとかわらないもの」を

今度、さがしてみたいと思います。 あるかな?

 

なんて書いたので、その後も映画の帰りに何度か来てみたんですけど、

正直、収穫なし。

この辺で生まれ育ったわけでもないので、当然ですが、

その時撮った写真がスマホに少し残っていたので、

(中身はかなり薄いですが)とりあえずアップします。

 

今日まで引きこもりを決めたので、
連日こんな話題ですみませんショボーン
 
 

 

まず、「数寄屋橋公園のところに終戦後の写真がある」

と聞いていたんですが、自力では見つけられず。

ストリートビューから場所がわかって、

先日、はじめて自分の目で確認しました。

 

こんなとこにあるとは!

 

なんでここに貼ったのかも不明ですが

その前の歩道っぽいところも不明。

 

ここ、歩道ではないので、万一ここで車をおろされたりしたら孤立します(笑)

 

まわりは全部車道です!

 

それから、「ゴジラ-1.0」で映っていた「納税塔」は今はどうなってるのかと思ったら、

多分、これではないかな?

デジタルでよろしく!

とのことでした。

 

これは「有楽町で逢いましょう」の歌碑。

 

有楽町そごうのCM曲なのに、なぜ駅のこっち側なのか?

でもここ(マリオン前)も住所は千代田区有楽町2-5-1なんですね。

 

実はこの時、すぐそばの「銀座の恋の物語」の歌碑も撮ろうとしたんですが

宝くじ売り場まわりは大変な行列でそれどころじゃない、と

この日はあきらめて帰ってきました。

 

これはネットから

 

すぐそばなのに住所は

中央区銀座4-1-2 です。

 

普段あまり意識しないけれど、

今は亡き外堀川を境に千代田区と中央区。

数寄屋橋は区界橋だったわけです。

 

「銀座の柳」の歌碑とか、周辺にはいろいろあるけど、

こういうブログをあげている人は多いので、止めておきます。

 

 

 

これは以前に使った1959年の有楽町周辺の航空写真なんですが、

65年たった今、ほとんどすべて建て替えられています。

 

数少ないひとつが「泰明小学校」

さすがにここは遠慮していたんですが・・・・

 

 

 

もしや、数寄屋橋公園の

若い時計台の後ろにあるのが泰明小学校では?

 

もうちょっと近づいたら・・・

確かにそうでした。

 

一応 柵やネットはありますけど、

想像以上に開放的で公園と接近していてびっくり!

名門校だし、もっと閉鎖的なのかと思ってました。

 

泰明小学校は、学校としての歴史は150年以上、

今の校舎も震災後の復興建築なので100年近い歴史です。

 

戦前からここは越境入学が当たり前でしたが、

今は(公立ですけど)希望があればどこからでも通える

「特認校」となっているそうです。

「アルマーニの8万円の制服」が話題になりましたが、

そんなの、全く問題ないですよね!

(今はランドセル買うだけでもそのくらいしますしね)

 

美しい校舎の外観は検索してご覧ください。