2月になりました。

 

先月のカレンダーを見たら・・・

 

なんだか、「日曜日が定休日」みたいになってきてますが、

関係ないです。

仕事してないので、平日も土日も関係なく、毎日ぼんやり過ごしております。

 

先月は映画館で7本しか観ていないのに、何をこんなに書くことあるんだか・・・(笑)

 

 

今日も映画と関係ないどうでもいい話です。

まずは、昨日のつづきを少しだけ・・・・

 

 

 

 

 

渋谷区の区制70周年記念に発行された「図説 渋谷区史」ですが、

目次や索引が図書館のサイトにあがっているほどのスペシャルな扱いをされているようで・・・

 

 

近所の図書館にもあったので、さっそく実物を確認しました。

 

旧石器時代からはじまるんですよ!

「区史」とは思えないほど壮大な歴史絵巻に思えますが、150ページですから、

当然ながら個々の情報は「薄~い」です。

装丁は立派だけど、4500円は高いよ~

 

「渋谷区史地図篇」とか「史料篇」というよりは、

中学生が使う歴史学習の副教材みたいで、「沿革図集」とは全く違うものでした。

多分、渋谷区中央図書館に行ったとき、「見落とした」のではなく、「スルーした」んだと思います。

 

それから、上の表をみると、発行者が区立図書館や郷土資料館でなく

「経営企画課」というところに注目!

もちろん「執筆」は専門家に依頼していて、それについては全く問題ないんですよ。

(地質時代から書きはじめたら、そりゃ薄味になるのはしょうがないです)

 

「編纂したのが門外漢」というのがダメなんでしょうね。

印刷会社も(多分専門外の)地元渋谷区の業者を採用しているし。

(こういうとき、区内の業者を使うのはお役所仕事の鉄則)

 

 

 

ちょっと個人名のあるページはさしさわりあるので、奥付だけですが、

要するに 70周年の予算を使って「お役所仕事」でつくった本だということです。

 

 

いろいろ言いたいけど、とりあえず一点だけ。

 

 

何時間もながめていたいくらいの良い地図なんですが、

綴じ目のところの場所は読めないし、多色刷りもちょっとズレています。

縮小しすぎて(老眼ならずとも)小さい字は判読不可!

 

 

同じく役所の〇〇な人たちが作った、豊島区の「豊島区史地図篇」もこんなありさまでした。

同類だ!(笑)

 

なんなの?これ!

地図を挿絵くらいにしか考えてないんでしょうかね?

 

 

 

ちなみに、図書館の郷土資料室が編纂している新宿区は

地図や写真が2ページにわたるときは、間に必ず空白を入れています。

印刷会社も、地図専門の人文社(新宿区外です)に依頼しているから完璧!

 

(画像はピンボケですが、

文字は全部読み取れます)

 

***************

 

 

この先も、ほかの区の中央図書館や郷土資料館に凸って調べる気は満々ですが、

とりあえず、ここまでのおさらいをしておきます。

 

(特)中央区

昔の半地下の京橋図書館が好きで、今のガラス張りはどうも苦手なんですが

外観はともかく、地域資料については最高ランクの図書館にかわりないです。

ここを基準にはできないので(特)扱いで!!

 

 

 
 

①港区

蔵書検索で区の出してる「沿革図集」がヒットするのはここだけです。

中央区のような豪華な上製本ではなく、各家庭への頒布を想定したソフトカバー。

これも素晴らしいと思いました。

白金台の郷土歴史館はまだ行っていないので、これはすぐにも!

 

 

②豊島区

区立図書館にも郷土資料館にもずいぶんお世話になってきて

何も不満はないのですが、ブログを書くようになって他区のことを知るようになると

「ちょっとちがうんじゃない?」って思うこともあって、

その辺は遠慮なく愚痴らせていただきますけど

とってもお世話になってきた感謝の気持ちのほうが大きいです。

 
 

③新宿区

中央館なのに中学校のお古、という建物がまず好き。

四谷の歴史博物館も好きすぎて住民でもないのにメンバーになりました。

歴史博物館の図書室の資料は図書館のサイトで検索できるのが便利。

ここが基準になって以来、ほかの区に対して辛口になったのかも。

 

「沿革図集」はちょっと期待外れだったけれど、

新宿区の刊行物は質も種類もレベル高いと思います。

 

 

④千代田区

日比谷図書館が千代田区立になったのを最近知ったくらいで

千代田区図書館と神田まちかど図書館しか行ったことなかったです。

日比谷図書文化館のなかに「図書フロア」と「文化財事務室」が混在する形。

中央区同様、都市型図書館の最先端の形なんでしょうか?

 

「神田まちなみ沿革図集」は素晴しかったです。

今から30年前だったからこそ、

当時まだ戦前のことを知る人がたくさんいたんですよね。

 

 

⑤文京区

真砂中央図書館と道を隔ててふるさと歴史館があるといういい距離感。

地域資料のコーナーもつかいやすいです。

そして、デジタルの資料検索で地図や画像を入手できるのがありがたいです。

そういう意味では一番進んでいるかも。

 

 

⑥渋谷区

そんな特筆するようなことはないと思ってたんですが、

今気づいたのですが、地図関係の「索引」だけはどこよりも充実していました。

私の好きな火保図(沼尻地図)も(内容は見られないけど)ここまで詳しいです。

https://www.lib.city.shibuya.tokyo.jp/uploads/2022/06/99-61_kahozu_sakuin.pdf

 

 
 
 
23区の「郷土資料館」的な施設も、なるべく訪れるようにしているのですが、
「港区」と「渋谷区」がまだでした。
 
これはすぐにも行けそうなのと、
残りの16区のうち、
今、貸出カードをもっている
北区・板橋区・練馬区・中野区・杉並区・目黒区と
映画館のついでに行けそうな
江東区
それに、自分が幼少期育った
墨田区・・・・
そのあたりまでは今年中に行っておきたいな。