先日発生した中国での蘇州スクールバス襲撃事件。

 

スクールバスを待つ親子を中国人が刃物で襲った際、ガイド役であった胡友平さんがかばい、そして亡くなりました。

 

この事件、仮に日本人親子が襲われていたら犯人がバスの中にも突入し、多くの人命の危機があったのかもしれません。

 

上海の日本総領事(米国や中国など国土が大きな国では、首都以外の主要都市に大使館機能を持たせている)は、胡友平さんに感謝の言葉を伝えると共に、半旗を掲げました。

 

実はこの事件、未だに犯人の動機が公表されていません。

 

警察の捜査が進んでいるにも関わらずです。

 

同時に気になることと言えば、この事件発生以降、ショート動画内で日本人学校を襲うという内容の動画が削除されていること。

 

中国はかなり酷い不況に陥り、中国経済は低迷しています。

 

すると中国人の不満が高くなり中国共産党に向けられるのを避けるため、中国共産党や日本などを叩くように誘導し、それで中国人のガス抜きを行っていることがあります。

 

今回の事件、犯人の思想は分かりませんが、仮にここ最近で日本憎しとなったのであれば、犯人もまた中国共産党の被害者なのかもしれません。

 

今回の事件では、在中国大使館や日本政府も素早く、胡友平さんを称える言葉や、亡くなったことへのお悔みの言葉を発しています。

 

胡友平さんは52歳と若く、反日本政府の考えが多い中、日本人を助けてくれた貴重な人です。

 

日本政府も可能な限り、弔意や謝辞、必要であれば金銭的な援助を行い、告別式には中国大使が参列するなど、最大限の行動を行ったもらいたいです。

 

胡友平さんのご冥福をお祈りいたします。