6月3日に発表されました国交省の自動車の形式指定申請の不正問題。

 

どれくらいの方が、不正を理解されていますか?

 

おいらは、下記のYouTubeで事件を理解しました。

 

 

この問題は、日本の官僚が頭が固い事を世界に公表したと思います。

 

日本の法規では、車体の後部からの衝突実験において、1.1tの車体を当てガソリン漏れなどの問題がない事を確認する事となっています。

 

しかし、大手の車メーカーは海外でも車の販売を行っており、車の衝突実験の車体は大きさの関係もあり1.8tだったりするので、1.8tで衝突実験をしていたみたいです。

 

勿論、海外では多くの衝突実験をクリアーした事になりますが、国交省がダイハツ問題を受け調査をすると、国交省の定める1.1t

では衝突実験をしておらず、1.8tの試験での結果を報告していた事が判明。

 

国が定める1.1tで衝突実験は行わず、1.8tの衝突実験の数字を提出したため、不正に衝突実験の数値は改ざんしたと発表しました。

 

日本の規制である1.1tで衝突実験は行わず、厳しい1.8tの数字を利用し申請をしたため。

 

今回、不正を行ったとしたメーカーが不正を認めつつも、車の安全に問題が無いと説明した理由です。

 

この公表の仕方、皆さんはどのように感じますか?

 

確かに、日本の規制とは異なる数字とはなりますが、日本の規制より厳しい衝突実験をした数値。

 

何の前置きもせずに「数値を改ざんした」と発表されたら、車を購入した人は不安になります。

 

今回の発表は日本の官僚組織の象徴とも思えますし、ダイハツ問題の今回の不正を同列で扱うような報道にも問題を感じます。