就職試験で出た問題だそうですが、一定の割合で間違えがいるそうです。
無論、計算をした中で間違えることはあると思いますが。
多い間違えで、25%との回答が多いとか。
これは、考えられない間違いのように感じます。
間違えた計算としては、50億円を2億円で割り、25%との回答が多いのだと思います。
正解としては、2億円を50億円で割り、4%と回答することです。
問題なのは、計算を間違えたというより、回答を見て違和感を感じない感覚です。
算数の問題を計算だけして答えるのか、数字として捉え答えるのかの違いかもしれません。
おいらは、図形を除く算数(数学ではありません)は好きだったので、この手の問題も好きです。
問題を見たときに、まず考えるのは50億円の10%は5億円だから、5億円未満が答えだなと考えます。
5千万で1%だから、2億円だと4%になるのかと考え、正しい計算をしてあったいる事を理解できます。
これらの行為は、数字が好きか嫌いかにもなりますが、感覚で捉えるは大きいと思います。
社会人になっても、稟議を作ったり、相手会社に何かを売る際の見積もりを作ったり、複数の見積もりで相見積もりをするなど、職種によっては数字を使う場面があります。
そのような場面で、細かな計算のミスなら分かりますが、ありえない位の大きな数字のミスをしても気が付かないというのは、大変だと思います。
「今はスマホやパソコンで簡単に計算できるので、暗算能力など必要ない。」と言う人もいますが、おいらは数字をとらえる意味でも一般的な暗算能力は必要だと思っています。