Yahoo!ポータルを見ていると、時々、日本ファクトチェックセンターの記事を見たりしませんか?

 

これは、SNSなどに投稿され影響のあるものでファクトの場合、注意喚起を促すものです。

 

熊本地震の際には、地震の影響で動物園からライオンが逃げたとSNSに投稿があり、地震被害にあわれた上にこのような情報が流れ被災者の方は苦労したと思います。

 

おいらも時々見て、「誤っていたのか」と認識することもあります。

 

今回の衆議院選挙で行われたファクトチェックとしては「衆院補選期間中に「江東区では税金から朝鮮学校、韓国学校、中華学校に通学する生徒の保護者に1人につき8000円が補助されています」という言説が拡散しましたが、【ミスリード】です。」という内容がありました。

 

ミスリードとした理由は「東京23区の他の区でも補助されている。」からだそうです。

 

皆さんは、最初の投稿のどこがミスリードだと思いますか?

 

仮に「江東区だけは税金から朝鮮学校、韓国学校、中華学校に通学する生徒の保護者に1人につき8000円が補助されています」と投稿したら、事実と異なっているので分かります。

 

しかし、江東区でも他の区でも行っている補助を江東区で補助していると投稿してもファクトにならないし、ミスリードにもならないと感じます。

 

これが、江東区区長選挙や江東区議会議員選挙で現職と新人や元職との選挙であれば、ミスリードもまだ理解できます。

 

衆議院選挙では、このSNS投稿は正直、意味を持たないと感じちゃいます。

 

これも実は見出しだけでの解釈であり、実際の投稿には「江東区長や江東区議会議員には〇〇政党が支持などをしているので、〇〇党に投票してください。」も書かれており、ファクトチェックの意味があると思います。

 

見出しを少し変え、【ミスリード】です→【誤った印象を与える可能性が高い】です などとすればよかったと思います。

 

人はどうしても見出しの第一印象が強いです。

 

ファクトチェック記事の中で詳細な説明をしても、そこまで読まず見出しで判断する人も多くいます。

 

このような事にも少し、配慮してもらいたいです。