婚姻届けを勝手に作成し、市役所に提出された女性が逮捕されました。

 

という事件がありますが、逮捕までの経緯が結構、酷いです。

 

YouTubeで動画配信をしている男性が、知らない女性から婚姻状態にあることをSNSで知らされます。

 

SNSには夫婦の情報が見える戸籍情報を掲載しているのですが、男性が知らない状態で女性と婚姻状態であることが認識できました。

 

直ぐに市役所へ行き、婚姻届けを見ると、夫の欄と嫁の欄が同一人物が描いたような筆跡であり、偽造されたものでした。

 

その後、警察に相談すると、驚きの事実が伝えられます。

 

今回の事件では、この男性は被害者ではないということ。

 

被害者は、偽造された婚姻届を提出された市役所であり、市役所が被害届を出さないと捜査ができない。

 

次に市役所に婚姻届の取り消しを求めると、家庭裁判所で夫婦状態でなかったことを証明する必要があると言われます。

 

弁護士に相談をすると、家庭裁判所での係争に半年程度を要し、最終的には1年はかかるとのことです。

 

ちなみに、この記事に対し元特捜部主任検事がコメントをしていますが、「有印私文書偽造」で警察に被害届を出せますし、告訴も可能とのことです。

 

まぁ、警察としてもこのような事件は取り扱うことがないので、誤ったのかもしれません。

 

ただ、市役所も警察組織などではないので、字体を全て確認することは不可能であり、再発する懸念はあると思います。

 

有名人の方は、変な事にまで気を配らないとダメですね。