最近、マナー講師を名乗る人達が、「いつから出来たのか?」というマナーをほざくことがあります。

 

コロナの時にネット会議が主流になりましたが、例えば9人の参加者がいた場合、上座はどこ?下座はどこ?などとなり、得意先や上司を上座で映さないことはマナー違反になるとか。

 

心底どうでも良いマナーです。

 

ネット会議などは、接続した人から順番に表示されることが多いと思いますが、特に役員などの上席になれば最後に接続することも多いでしょう。

 

その後に、画面構成を変えたりするのは、酷く面倒であり、生産性のない作業だと思います。

 

押印もコロナを通じ減ってきましたが、上司の印鑑欄に向け、斜めにお辞儀するように押印しなくはいけないという、意味の無いマナー。

 

おいらの会社には、メガバンクの上のクラスの人が社長や役員、部長などの上司になる機会も多く、かなり年配の銀行出身者の人へ回付する稟議や書類を作成する機会も多かったですが、印鑑はまっすぐにしか押印したことはなく、それで文句を言われたことなどありません。

 

最近ネットで見たのは、新幹線の2人掛け席は、窓側が上座で通路側が下座。なので、真ん中にあるひじ掛けは、窓側の人が使う権利があるという、意味不明なマナー。

 

新幹線を2人で利用する際にしても、トイレに近い人などは、通路側を好むこともあるでしょう。

 

また、新幹線の座席ってそれなりの広さがあり、ひじ掛けを使った記憶も、正直に言えばないです。

 

おいらは、窓側に寄りかかって寝たいので、窓側を予約しますが、通路側に人がひじ掛けを利用していれば、別に問題ないと思います。

 

無論、新幹線を管理する各JRは、このマナーを否定をしています。

 

マナー講師って、新しい文化に対してもマナーを作らないと、古いマナーが無くなった際に生きる道がないことは分かりますが。

 

一般常識の範囲を超えるマナーって必要でしょうか??