大谷選手の専属通訳として、ここ数年間、野球選手よりも一般人への知名度が高いと思われる水原一平氏が、ロサンゼルス・ドジャースを解雇されました。

 

現時点での解雇理由は、巨額の窃盗となっています。具体的には大谷投手の銀行口座から、ブックメーカーの運営会社に450万ドル(約6億7,500万円)が送金された疑惑を持たれたからです。

 

水原氏は2021年頃からサッカーの国際試合や野球以外のスポーツのギャンブルにハマったみたいで、2022年末には100万ドル(約1億5,000万円)の借金が、ブックメーカーに対しあったみたいです。

 

ここが今回の件で一番問題になっているのですが、水原氏はこららのギャンブルは合法だと思い行っており、ギャンブルで負けた金額をギャンブルでさらに賭け、返済しようとしたのですが、借金が増えていくばかり。

 

年収は30万~50万ドル(約4,500万円~6,750万円)で自らが返済することが不可能になり、大谷投手に相談。

 

大谷投手は、更生することを条件に借金の返済について肩代わりしたみたいです。

 

ここからがややこしくなるのですが、米国全体で見たときに、スポーツ賭博が違法かというと、そうではなく40州では合法となっています。

 

ただ、現 ドジャース 前 エンゼルスがあるカリフォルニア州ではスポーツ賭博は違法であり、南カリフォルニアを拠点としていた今回のブックメーカーも違法状態です。

 

違法である水原氏のギャンブル借金返済に対し、大谷投手が資金提供をしたとなると、違法ギャンブルへのほう助に関する立件の可能性があります。

 

そのため、ドジャースは当初、借金の肩代わりと発表したいたのを巨額の窃盗に切り替え、大谷投手を守る行動に出ました。

 

理由としてはメジャーリーグの違法なスポーツギャンブルを禁じる規約があり、本人は合法だと思っていたもスポーツギャンブルを行った事実は認めているので、違法行為をした事は変わりようがありません。

 

急転直下、このような結果となりました。

 

昨年開催されたWBCもそうですが、水原氏を見かける場面は多く、大谷投手もデータ分析やウオーミングアップの相手として頼りにしていたので、とても残念だと思います。

 

大谷投手は直近で入籍を発表し奥様も公表しました。正直、野球以外のことで騒がれすぎだと思います。

 

このニュースをワイドショーなどが連日連夜報道するとなると、本当に気がめいります。