沖縄県南城市長がセクハラで訴えられる事案がありました。
群馬県草津市でも、市議会議員が市長をセクハラで訴える事案がありましたが、結果として、市議会議員の虚偽であったことが判明。
しかし、海外も含め報道され、草津温泉は観光客の減少に頭を痛めています。
最近はセクハラや性加害の訴えも、事実と男性を窮地に追い込むための手段として行うケースもあり、単純に訴えがあったからと言って鵜呑みにはできません。
ただ、南城市長の行動に問題があります。
今回訴えのは、運転手を務めていた女性。
市長を乗せ運転中に「出張に行くか。泊まるのは一緒さ」「職員宿泊研修は市長の部屋に泊まるか。自分も泊まりたいと担当に言え」「一緒に風呂入るか」などと話していたみたいです。
また、別な機会には後部座席から女性の腕などに触る行為を行い、下車時には左胸を触ったとか。
運転手は市に対し第三者を入れた調査を要求しましたが市は拒否した上で、「安全配慮義務違反」とのことで委託契約が解除されています。
その後、女性は慰謝料請求の民事裁判を行ったという流れです。
単純に慰謝料目的ではなく、最初に市に対し調査を要求していますので、信ぴょう性はあると思います。
ただ、市長は2月にSNSで女性や家族の情報を一方的に明らかにし、女性からの削除要請を拒否。
そして市議会での答弁で、再び女性の個人情報を明らかにしました。
答弁も質問内容は車内での言動に対するものでしたが、その点に関しては一切回答せず、個人情報を暴露したみたいです。
地方公共団体も個人情報の取り扱いには留意していると思いますが、市長がこの態度では、職員のモチベーションに疑問を感じます。
裁判で女性が勝訴した際、女性側が個人情報流用に対しても訴え、市長に反省してもらう必要があると思います。