岸田首相が韓国に訪問し、日韓首脳会談を行う検討をしているとのニュースが流れてきました。

 

尹大統領は2022年に大統領就任以降、日本に対し、普通の外国首脳の対応を行うことで日韓関係の改善に努めてきました。

 

確かに、韓国も経済の上では先進国となり、大きな影響力がありますが、東アジアには、中国・北朝鮮といった西側諸国と異なる政治体制の国もあり、アメリカを中心とした国々と同レベルで考えられる二国の関係改善は良い傾向です。

 

今回の首脳会談も本来であれば、歓迎すべき話ですが、問題は会談の日程です。

 

アメリカでドジャースの開幕戦が行われる3月20日で調整をしているとなれば、必然的に試合も観戦するでしょう。

 

それを見て、日本国民が、どう思うかです。

 

上記記事を見ても、今回の訪韓を好意的に捉えている人は少ないです。

 

正直、物価高は経済の流れで仕方がありませんが、増税や社会保険料増額は、政治でコントロールすべきもの。

 

コロナが収束し、多くの海外諸国が経済を回すための政策を打つ中、日本は逆張りをしている印象です。

 

3月20日といえば、2024年度予算案の国会論戦の最中だと思いますので、野党も噛みついてくるでしょう。

 

そんな中、訪韓する理由はないと思います。

 

岸田さんが当選した際に多くのマスコミが報道した「岸田さんは聞く力が凄い」という声。

 

今は、全く聞こえてきません。