山川選手の人的保障としては、甲斐野投手を西武は獲得しました。

 

この人的保障は、過去の人的保障を見ても選手のレベルが段違いに高いです。

 

2023年度の成績は3勝1敗2セーブ8ホールドで防御率は、2.53。年俸も400万円アップの4,000万円で27歳。

 

実績十分で将来性もある、リリーフ投手を人的保障で獲得したチームは存在しません。

 

大抵は、若手の中から宝を探すか、中堅でも実績が乏しい選手の獲得が大半だからです。

 

最初の報道から甲斐野投手でも、相当な波紋になっていましたが、当初の人的保障選手は和田投手でした。

 

42歳のベテランながら、昨年は8勝とチーム2位の勝ち頭。小久保監督は有原投手と和田投手の開幕ローテーションを確約した上、どちらかに開幕投手を任せるとも発言しています。

 

年俸の3,000万円アップの2億円。巨人 内海投手・長野選手と同様の高額年俸のベテランですが、前年度実績もあることが違いかもしれません。

 

また、人格も素晴らしい投手で自主練では、他球団の投手や自チーム打者を含む20人程度の選手で行います。

 

基本的に自主練で掛かった費用は、ベテランが負担するみたいです。正直、和田選手の自主練だけでも、相当の金額負担になると思いますが、それよりも若手の活躍に主眼を置いているのでしょう。

 

1月11日(木)深夜というか早朝に、日刊スポーツが「山川穂高選手の人的保障で和田毅投手獲得で西武は決定。近日中に正式発表の見込み。」というスクープを掲載しました。

 

日刊スポーツは、西武に関連するニュースに関しては、他新聞より信頼性が高いこともあり、このニュースは朝から野球ファンの間で非常な話題になっていました。

 

和田投手というソフトバンクの功労者でありファン人気の高い選手を、ソフトバンクはプロテクトリストから外していた事への戸惑いや怒りの声です。

 

そして、この後に飛んでもない事態へとなります。