以前もブログの記事で書きましたが、共産党委員長が長期に努めている事は異常だと思います。

 

志位委員長は、2000年11月24日の党大会で選出されています。

 

共産党は党大会を2~3年に一回開催し、代議員による選挙で中央委員を選出。

 

中央委員の中から、委員長ら幹部を決める事となっています。

 

他の政党であれば、自民党なら党員が党首選出をする際、都道府県の票分配を決める党首選に投票する事は可能です。

 

しかし、共産党は党員が直接投票を行う事は出来ません。

 

ある意味でいえば、自分達幹部が自分達がいつまで幹部を行うかを決められますし、後継者指名も容易です。

 

小泉党首が選出された時みたいに、世論に流され党首を決める事はできません。

 

この状況に疑問を持ったジャーナリストで共産党党員である松竹伸幸氏が党首公選制を記者会見で訴えた所。

 

しんぶん赤旗は「規約と綱領からの逸脱は明らか」と報じると共に。

 

志位委員長は「的確な内容」とし、小池書記長は「規約に基づき処分を検討」としています。

 

確かに、中国やロシアを見ていますと、中国では習主席が任期制限を撤廃し、長期政権を目指していますし。

 

プーチン大統領も、大統領と首相の立場を繰り返し、権力の座を降りようとしません。

 

また、北朝鮮は建国以来、金一族が国を支配しています。

 

やはり、共産主義というのは問題が多いのかもしれません。

 

志位委員長も46歳で委員長に就任した際は、若手扱いだったと思いますが。

 

今や68歳。権力を譲れない人なのかと思います。

 

その間に日本共産党の書記長に任命された方は退任後に、副委員長に就任するなど、こちらも権力から離れられない。

 

この政党も若返りは困難なのかもしれません。