JRAでは、毎年記者投票により各賞が決定しています。

 

この投票により、年度代表馬を初め2歳・3歳・4歳以上の牡馬・牝馬及び短距離、ダート、障害の最優秀馬が決まります。

 

1年を通しての活躍による投票なので、だいたいの最優秀馬は想定できますが。

 

激戦になったのは、最優秀障害馬です。

 

JRAでJG1のレースは2Rありますが、2Rを別々の馬が勝利しました。

 

一頭は、オジュウチョウサン。

 

一時期は大きなニュースにもなりましたが、平地で未勝利ながらも、障害では連勝を決めていた馬。

 

絶頂期に、平地レースを武豊鞍上で勝利した事から、有馬記念にファン投票で選出され、出走をした馬です。

 

もう一頭は、ニシノデイジー。

 

2歳時にG3を連勝し、G1でも3着に入賞。

 

その後、平地のレースでは掲示板も困難になり、昨年障害へ転向後、JG1勝利となりました。

 

記者投票では、白熱した争いで1票差でオジュウチョウサンが選出されました。

 

オジュウチョウサンはここ数年の活躍や、JG1以外にJG2でも3着に入る活躍をしており、直接対決ではニシノデイジーに敗れたものの選出。

 

138票対137票と高いレベルでの争いであり、オジュウチョウサンにとっては最後に勲章をもらった形です。

 

長い間、障害というレースで活躍をし、ぬいぐるみまで発売された人気ホース。

 

種牡馬として今年から活躍を始めますが、どのような産駒が誕生するのか楽しみです。