東京都知事選挙のポスター問題。
一つは、女性が裸に近いポスターを貼り、選挙管理員会から警告を受けた問題。
もう一つは、ポスターを貼る権利を売ることで故・三浦春馬氏を思い出させるポスターや、有料サイトや性サービスへ誘導するポスターが貼られた問題。
後者に関しては、現状の制度が性善説に基づいているもので、法に抵触しない以上、制度を改正するしかないと思います。
今回の記事は、ポスターを貼る権利を買った人の後悔にかんする記事。
権利を買った人は、東京在住の方ではないものの政治への関心が高く、ある人を介し今回のポスターを貼る権利の話を聞き、権利を購入しました。
この男性は「ダメ!一極集中。投票に行こう。東京を住みよい街に」という主張を書き込んだポスターを約900枚作成し、都内36カ所に掲示しました。
これだけであれば、投票を促すポスターであり、問題はないのですが、問題はポスターに自分の8か月になる子供の写真も一緒に掲載したこと。
奥さんには、このポスターの話はしておらず、奥さんが認識した時点で大激怒。
旦那が勝手に政治活動をしているのは理解ある奥さんであれば容認するかもしれませんが、そこに2人の子供の写真を勝手に使われ、モザイクがかかっているとはいえ、TVなどに映り放送されたのだから、怒るのも仕方がないです。
結果として、夫婦は離婚の危機状態にあるとか。
政治活動をするのは自由ですが、家族を巻き込む時は、家族と言えでも許可を取らないといけないという教訓ですね。