前回の続き始めます。
今回でシリーズ最終回です。
百合姫20周年おめでとうございます!!!!
とことで。
ネタバレ含む感想。
【うそつき まにお】
初恋は実らないお話。
「トラちゃんはどうしてそんなに優しいの?」
「うさぎのことが大好きだからよ」
「私もトラちゃん大好き!」
ほほえま。
幼い子のやり取り。
自分の想いを素直に人にぶつけられる年頃ですね。
「あのね。好き同士だと結婚できるんだよ」
「そうなの?」
「じゃあ私将来トラちゃんと結婚する!」
無邪気なもんだ。
大抵言った方は忘れてるよね。
言われた方も本気にはしてないでしょうけれども。
そんな二人の少女の物語。
時は経ってそのうさぎさん。
「彼氏ほしいなぁ~~……」
そんなもんですよ。
幼き頃の約束は真に受けてはいけない。
それが大人ってもんですが、言われた方が同じくらいの子だった場合はどうでしょうか。
年頃なうさぎさんは成績トップでバスケ部エースの吉沢くんがお目当てのようでして。
これが違う漫画ならテストで失敗して通信教育を始めて意中のカレもドッキドキみたいな展開なんでしょうけれどもここは百合姫。
百合姫なのですが、うさぎさんは絶対に恋が成就すると噂されてるおまじないに頼るようです。
何が何とも吉沢くんをゲットしたいようです。
今気づいたんだけど、もし仮にうらないが効いて恋が実ったとします。
吉沢くんの意思はどこへ行ったのでしょうか。ちょっと怖いですね。
ちなみに作中では皆がそのおまじないをやっているようで、その成功サンプルが近くにいる男女のカップル。
リアリストなトラさんは全く信じてないようです。ボクも全く信じていません。
そもそも皆がやってるならそこらしらカップルだらけですやん。成功例その一例しかないですやん。
その例のおまじないのやり方。
『材料』
・お互いの髪の毛
・ぬいぐるみ
・塩水
『手順』
ぬいに髪の毛入れて塩水に浸して(以下略)
低年齢向け少女漫画とかに載ってそうなヤツだ。
こういうのはボクは学年誌で読んだ頃あります。信じる信じないはともかく、やってみたくなるよね。
準備したり試してみたりが楽しいんですよ。特に恋に恋する乙女は。
さっそくうさぎさんは材料集めに。
一番の難関でもある吉沢くんの髪の毛をどう手に入れようか悩んでいます。
素直に頼む=告白みたいなものですけぇね。
ここで衝撃の事実なのですが、うさぎさんは吉沢くんとお話したことないんですってよ。
それ絶対に吉沢くんのスペックが好きなだけなやつですやん。有能な人に惹かれる気持ちも分かりますけれども。
人の恋は自由だけどそういうのはちょっともにょるますね。
悩んでるうさぎさんに助け船。
トラさんが同じ部だから髪の毛取ってこよっか、と。
その言葉にうさぎさん大喜び。トラさんに抱き着いて感謝の言葉も。
高難易度な吉沢くんの髪の毛を手に入る伝手が見つかったのですからそりゃ喜びますよね。
喜ぶうさぎさんに対して無表情なトラさんのこの温度差が気にはなりますが。
材料を全て用意して始まるおまじない。
うさぎさんは真剣に恋の成就を願います。これ百合姫っすよね?
それから毎日そわそわなうさぎさん。
時間経過と共に現実を突きつけられてしまってやさぐれて。
「すぐに効果が出るわけじゃないのかもね」
「ちょうどいいじゃん。つき合う前に準備しとこうよ」
そう言ってうさぎさんを慰めつつお出かけに誘うトラさんです。
デート用の服を買いに行って甘味を買って食べ歩いてとそれこそがデートじゃんって感じのおでかけ。
むしろそれがとても楽しくて。
これなら別に彼氏いらないじゃんって新たな気づき。
ちょっと起訴ワードが出そうになった。
あれだけ夢に見ていた吉沢くんとのアレコレはどこへ行った?
うさぎさんはトラさんがいてくれればそれでいいやと結論付けました。
小さい頃からずっと一緒でいつも助けてくれて。
本当に大切な人は吉沢くんじゃなくてトラさんだった、と。
そして勢いのままトラさんに……!!
そのおまじない。
もし想う相手が被ったらどうなるのでしょうか。
相反する別のおまじないが横やりしてきたらどうなるのでしょうか。
そしてここは百合姫でした。
百合姫でした。
【端々と安寧 岩見樹代子】
持つものと持たざるもののお話。
放課後の帰り道、ゲリラ豪雨でずぶ濡れの端々さん。
バス停でちょっと雨宿り。
タオルで顔を拭いていたらやってきたのがお嬢と呼ばれる安寧さん。
優雅に傘をさして歩くその姿はお嬢の名に相応しく、背景に百合の花が出ていそうまであります。
挨拶と軽口をかわしつつ始まる二人での雨宿り。
お嬢の口から出る言葉は正に上流階級。相手の事を下に見てるかのような物言い。
そして始まるテンプレのようなツンデレ発言。
「あ……そ、そうだわ。傘をさすの疲れてしまったから貴女が持って……」
照れながら言葉にちょっと詰まりながらいうコレ。
わざわざ雨宿りしてる端々さんに立ち止まって声をかけて居座るツンデレお嬢にこそ相応しい。
ちなみにさすがのボクでも傘をさすの疲れたから傘持ってとは言った事がない。
精々かばんレベル。逆に気が利かないなーとまで思ってたりもしてる。
お嬢がツンデレ発言をしてる途中で急に制服を脱ぎだす端々さん。
濡れた物を着たままだと体温奪われて風邪ひきますけぇね。
急な出来事で何してるの? とお嬢は問いかけますが、彼女から出た言葉はまた別のもので。
「かわいいっすね~」
「えらいっすね~」
「すごいっすね~」
ツンデレ発言の前に私の事を褒め称えろみたいな事を言ってたみたいで。
それがその賛辞の言葉。ざつ過ぎる。多分馬鹿にしてそう。
それでもこのツンデレお嬢はその賛辞がとてもお気に召しているようで。
嬉し恥ずかしなところですが今はそれどころじゃなくて。
「笹沼端々何してるのよ」
濡れて気持ち悪いからと端々さんはシャツまで脱ぎだして。
その姿はお嬢には刺激が強かったみたいで思わずツッコミを入れました。
それでも彼女の手は止まらず、シャツを搾ったり濡れた体を拭いたりすると会話がどこか噛み合ってないようです。
破廉恥な行動にお嬢は注意をするのですが、端々さんの脱いでる所をしっかりと見ているのは彼女がむっつりだからなのでしょうか。どこか嬉しそうなまであります。
急に思い出したからなのか、端々さんがどうしてお嬢が今日の水泳の授業をお休みしたのかとたずねます。
残念だったという言葉をのせて。
「……どうして?」
お嬢は気になりますよね。
何で自分が水泳休むと残念だったのか、と。
「ご存じないです? お嬢の水着姿、ファンが多いんですよ」
「可愛いすぎるから」
漫画にはイメージ図が載っているのですが、確かに可愛い。うきわがチャームポイント。
お嬢以外だと許されない装備だとは思いますが。
そしてぽつぽつとお休みした理由を語り始めます。
毎月のアレです。そしてソレがある事に苦しんでいるようです。
体調面だけでなく心も。
「力もなくて」
「足も遅くて」
「泳ぎもダメで」
「背も小さくて」
「胸やお尻だって……」
いつまでも子供っぽいのに
体の内側が女になっていくのは
すごく気持ちが悪い
「大嫌いだわ、こんな体……っ」
月の物の影響から不安定になっているのもあるでしょう。
定期的に襲ってくる体の不調がずっとこれから続くと思うと嫌にもなるでしょう。
第二成長期特有の体の変化に対して心が追い付かないのかもしれません。
人間なら誰しも悩める時期ではあります。
そしてそれは自分自身が気にしなくなるまで続く永遠の悩みでもあります。
自分の体で嫌いな部分があると、そのうち自分自身も嫌いになっていってしまいます。
心配そうに端々さんがお嬢に声掛けをしますが。
お嬢は何の遠慮もなく端々さんに対して悪態をつきます。主に体型について。
端々さん色々大きいですもんね!(しぼめ!!)
そしてこんな所で着替えるのは非常識だとお嬢さま。
それとも自分に対して当てつけのつもりかと言葉は止まりません。
「んじゃあ見なきゃいいでしょう」
そういう問題じゃない。
確かにその場にいるのはお嬢だけですが、それは今だけの話であって。
そもそも公共の場で服を脱ぐのはボクの常識を当てはめても非常識すぎる。
「……それとも、見たいんですか? お嬢」
端々さんはお嬢の手を取りながら。
目と目をしっかり合わせながら。
これ絶対端々さんはお嬢の事をからかってますよね。
もしくはお嬢に見て欲しい気持ちもあるけど虐めたい気持ちもある愛情のひとつ。
文句を言うお嬢ですが粛々と着替えを始める端々さん。
下着は大人っぽい黒を着用してます。
なぜ知ってるかはお嬢が指のすきまからしっかりとのぞいているから。
そして下着姿(黒)の端々さんがブラのホックを外そうと手を掛けたその時。
お嬢はそれ以上は、と強い口調と共に手を出し止めに入りました。
横目で見てたのか、そのお嬢が止めに入る所を軽々とかわし、そのまま壁に押し倒す俗称壁ドンを決めました。
「やぁっぱり見てたんじゃないですか。えっちなアンネお嬢様」
押し倒した端々さんは黒の下着姿!!
身長差もあるので端々さんの無駄な脂肪があるところにお嬢の顔がうずくまってます。
これが持つ者の強みですか。しぼめばいいのに。
そこから端々さんはお嬢の事をからかいつつも、まじめな話を交えて。
これも貴女も同じ女の体よ、と優しく諭します。
どんなに違って見えたとしても私たちは等しく特別な宝物だと。
自分の体が嫌いだと苦しんでいたお嬢を慰めるように、好きだと思ってもらえるように、と。
どんなに世間では見た目が素敵だと持て囃されてても。
世間の評価と自己評価が一致していなければただの苦痛であって。
恐らく周囲からは可愛いと評判のお嬢。でも本人はとても苦しんでいて。
その苦悩を知った端々さんがお嬢を肯定し、好きでいていいんだよと。
体をはったその説得。
お嬢はどのように受け取ったのでしょうか。
間違いなく心には刻まれたと思います。黒の下着姿が。
そしてそれが楔となって。
彼女達の関係はどのように変化していくのでしょうか。
自分なら即落ちでしょうね(笑)
【バニーガール拾いました。 竹嶋えく】
初デートはパチ屋なお話。
日付が変わりそうな時間までお仕事。残業残業の繰り返し。
休日は何もせず休息するためだけの日。ハリのない毎日。
学生の頃は良かったと懐かしむ。
大好きな先輩に恋い焦がれ、毎日がキラキラしていた。
家に帰ってもむなしいだけ。
神様になんだっていいから心ときめくプレゼントを願うこの女性。
働くためだけの毎日。
現代社会の闇といいますか。ボクもちょいと触れたり体験したりとあります。
そういう時の通販の使用頻度すごいことになってます。ストレスすごい。
そういう人は転職をオススメします。それが楽しい人はそれが天職です。
神に救いを求めてる末期な女性。何度願っても叶わなかったようで。
今日も駄目だろうな、とおうちの玄関にたどり着いたその時、そこにはバニー姿の女性がしゃがんで待っていました。
神様の初プレゼントはバニーガールでした。
んなわけあるか!!!!
それならスカートが似合いそうなちょっと気弱で大人しくて可愛い男の娘がボクの家の玄関の前で待ってたはず!!!!
信仰心が足りないのでしょうか。しゅーきょーアレルギーなボクには足りないでしょうね(笑)
それはともかく。
玄関の前にいるバニーガール。近所の人はどう思っているのでしょうか。
現代社会の闇のひとつ、隣人に無関心ってやつでしょうか。つーほー案件のような気もしますが。
そして次の日。
そのバニーガールだった人は毎日労働に勤しんでた女性の先輩だったようで。
しかも学生の頃恋い焦がれていたその先輩がおうちに一緒に住んでいます。
そのバニーガール先輩は家主がお仕事でがんばってるところで室内喫煙をかます勇者でして。
昨今非喫煙者のおうちだったり賃貸だったりすると面倒ですよね。しかも換気扇前やベランダで吸うのも隣人の迷惑になるとか。
喫煙者にとって世知辛い世の中だ。ボクは吸った事ない人間なので大変だなーとしか。
それでも昨日までこの世に救いをと神に願ってたとは思えないほどの笑顔を見せる女性。
現状ヤニカスっぽくても学生の頃はとてもいい感じだった初恋の人が同じ生活空間にいるのですから。
そして先輩が卒業する時に第二ボタン欲しいと言えなくておうちで落ち込んでた事をたまに思い出したりする程度の人。
初恋の人。未練たっぷり。
麻雀ならダマでハネ満ですね。
例えヤニカスでちょっとアレっぽくても神に感謝をするくらいには幸せになれそう。
幸せに乗じて卒業式の時に第二ボタンがもらえなくて後悔している事を告白。
バニー先輩はあっけらかんとそれなら言ってよーと当時も今もあげる事に問題無かったようでして。
バニースーツのボタンでも良ければ、と先輩は積極的ですが女性はその服の形状から遠慮することに。
過去の後悔告白ついでになぜ先輩はバニーガールの恰好をしているのかを問いただします。
多分誰もが気になってるところですよね。ボクも気になってます。ムダ毛処理や着替えに関しても。
それを尋ねられて一瞬無表情になりますが、すぐさまそれは秘密と明るく可愛くあざとく返答。
誰しも隠したいものはあるのでしょうが、多分誰しも気になるのです。その姿。
それを紛らわかすかのように食事を楽しみつつ今日は華金だからとビール飲もうぜ、とバニー先輩。
いつの間にか買ってきたようですが、どうやって買いに行ったのか私とても気になります!
そして始まる飲み会。
そしてすぐに終わった飲み会。バニー先輩お酒弱すぎ。
ぐでんぐでんの先輩を寝床に運ぼうと頑張る女性ですが酔っ払いの先輩はいつも以上に重たくて。
ちょっとしたつまづきで転んでしまい被さってきて。
酔いのせいもあるのかバニー先輩は少しつっこんだことを聞いてきました。
「カノはさ、なんで私の第二ボタンが欲しかったの?」
「私のこと、好きだったから?」
「今は?」
「バニー先輩の私も好き?」
答えられない女性。
悩んでるとかではなく、恥ずかしくて。
「ねぇ、カノ」
「このままバニー先輩の恋人になっちゃえば?」
という夢を見た気がする女性ことカノさんです。
お酒の飲み過ぎはよくないですね。何でもほどほどが一番です。
ひどかったのはバニー先輩だったような気もするのですが。
とまあ夢か現実か分からないまま先輩と朝のあいさつ。
あいさつは大事です。きちんとしましょうね。(耳が痛い)
お互いおはようのあいさつをした後に先輩がこれもあいさつと言わんばかりのちゅーをかましてきました。
先輩は恋人なんだからいいだろ、と言ってきますが恋人ならいいのかもですが個人的には顔面やお口をきれいにしてからして欲しかったりとか思いますが。
つまり昨日のアレは夢じゃなかったようで。
そしておそらく了承の答えがあったからなのか恋人関係が成立しているみたいで。
学生の頃憧れていたあの先輩と恋人同士になれました。神様も良い仕事してくれますねぇ。
その流れで今日は土曜日だからとバニー先輩から初デートのお誘い。
やってきたのはパチンコ屋。こんなデートあってたまるかとはカノさんの心の叫び。
それでも嬉しそうにパチンコを打ってる先輩を見てまぁいいかとなるのは惚れた弱みでしょうか。なるかなぁ。
別の日。
お仕事終わっておうち帰って先輩はお風呂の時間。
帰ってきた事をお風呂にいる先輩に報告すると先輩は一緒に入ろうと提案してきて。
恋人同士ならではのラブラブでほほえまなお風呂タイム。
一緒に湯船につかるなんて何て素敵なシチュエーションでしょうか。はずいから電気消して欲しいとは思う。
お風呂でいちゃいちゃしてたら恋人の裸くらい見慣れなよと先輩は言いますが、好きな人の裸なんて中々慣れないと思います。
でも、カノさんは恥ずかしがりつつも幸せそうです。
それからも毎日同棲生活が続き。
普段の生活もデートも先輩と一緒に楽しむカノさんですが、先輩はバニー先輩のままです。
そのバニー先輩と一緒にパチンコ屋に行って楽しめるくらいなので同棲生活も順調なのでしょう。
その同棲生活が始まってひと月後のある日。
今日はバニー先輩の誕生日だからとカノさんは先輩が楽しめるように、と色々と準備を始めます。
何も無かった毎日が先輩のおかげでバラ色になったのもあるのでしょう。
ただ恋人の誕生日を祝う、という以上に張り切っています。
先輩の実家のタコさんウィンナーが入っているお味噌汁を作ろうとしてるくらいには。
色々と尽くすカノさんですがダメ人間に引っかかった女のようにも見えます。
それでも毎日楽しそうだからとても幸せそうでいいんじゃないでしょうか。
そういう毎日がずっと続くと思ってたところに事件は起こりました。
なぜバニーなのか。その先輩は初恋の人でもあるあの人なのか。
なぜその姿で玄関の前で座っていたのか。そもそも先輩は人間なのか。
そもそもこれは現実なのか。神様が都合の良い現実を見せてくれてるのではないのか。
色々想像してしまいますよね。
自分は【自主規制】と予測してましたが違ってました。
カノさんとバニー先輩はどのような結末を迎えたのでしょうか。
幸せとは何でしょうか。
人の不幸も自分の幸せも愛する人と一緒に分かち合えた時なのかもですね。
愛する人とは。
絶望の淵にあっても喜びと後悔の思い出と共に蘇るあの人の事なのかも。
百合姫20thアンソロジーを読み終えました。
記念アンソロという事で作者さん達は思い切って好き好きに百合漫画を描き上げたように思えます。
そしてずっと追いかけてる百合姫の20周年を久々のいつもの感想を書く事でお祝いできたことがとても嬉しいです。
あっと言う間の20年でした。
百合姉妹を含めるとそれ以上です。
最初の頃はマイナージャンルでもあった百合が今では当たり前のように描かれています。
百合姫ががんばったからこそ定着できたジャンルだと思っています。
恐らく厳しい時もあったと思います。
でも、こうやって20周年おめでとーと言える事ができました。
きっと10年後の30周年も何事も無かったかのようにお祝いできるような気がします。
やっぱり百合姫は最高ですね。
これまでも、きっとこれからも大好きです。