昨日は元会社のOB会でした。 | 八朔は「がん」なんかに負けない

八朔は「がん」なんかに負けない

2005年11月健康診断で肺に影(10cm)、その後がんセンターで肺がんと診断。病院の治療は受けるが自分の力で治すと決心
。白血球が がんを攻撃して壊れていくイメージしています。手術不能 放射線30回抗がん剤1クール4回受ける。扁平上皮がん

私が務めていた会社は名古屋三越です。約2年半前に定年で退職しました。


退職すると希望すればOB会に入会することが出来ます。


現在OB会の会員は368名です。


昨日5日(木)、1年に一度のOB会が開かれました。参加者は約100名。


もちろん会員のほとんどが私より年上の方の先輩ばかりです。

私の同期生も5人来ていました。


一昨年に初めて参加した時は会費の元をとろうと思い食べ過ぎて、お腹がパンパンになり、夜寝れずにウンウンうなされました。


今回は少し控えよう そう思っておりましたが・・・


だめですね。


おいしそうな食べものばかり。これも食べ、あれも皿に取り初心を忘れセーブが効かずひたすら喋りながら食べ続けました。


しまった!と思ったときは時すでに遅し。


デザートにケーキが出てきた時にはケーキが入る余地なし。


サンドイッチを10個以上食べてしまったが2・3個で止めておけばよかった。


普段食べれない高級牛肉に目がくらみ、どのくらい食べたのか思い出せない。


エビにいたっては皿に山盛りにして、味わうことなく、かき込んでおりました。



もっとゆっくり味わって食べればよかった。


無くなってはいけないとあわてて皿に盛りましたが、無くなったら追加で出てきました。


焦って食べる事なかった・・・・


ゆっくり味わって落ち着いて食事が出来るのはいつの日になるんだろう。


来年のOB会は、もう少し控えめにしよう。


今日6日(金)は「いづみの会」の会報誌発送日でした。


ボランティアさん7名で会報誌を発送しました。


今回の会報誌は154号です。2か月に一度発刊します。


今回の巻頭は私が書きました。


思いを込めて書きました。読んでください。


生きがいとは?絆を大切にしたい!  

       副代表  斎藤康夫


私は、いづみの会事務所に毎週月曜日に出ています。いづみの会事務所は月・水・金にボランティア会員が交代で出ています。

全国各地から入ってくる電話での相談、入会申込や問い合せの対応や、ホームページからのメールによる各種申し込みの対応や定例講演会や会報誌作成のための準備など多岐にわたっています。

昨年11月から「いづみの会」事務所でお手伝いを始めましたが、来ておどろいたのが会員や会員以外の方の電話での相談が多いという事でした。

中山 武元代表が書いた本に「いづみの会」の電話番号・住所が書いてあります。

がん患者さんや家族の方が本を読み、自分にも治すことができるのか、どうすればいいのか?答えと希望を求めて電話をされてきます。突然に来訪される方もいます。

玄米菜食をはじめとした代替療法を医師に聞けば一笑に付されます。即座に否定です。

それでも医師に頼らず自力で治されている方がいるという事実は希望の光となり、それは大きく膨らんでいきます。

電話をされる方のお話しをじっくり聞いていると、ひしひしと感じます。自身の事を話したい!聞いて欲しい!心の叫びかも知れません。家族や友人には話せない、相談出来る所が身近にない、電話で心と身体の葛藤を聞いてほしいとの思いが感じられます。

症状が大変重い方の話しを聞いていると、私自身へこんで来る事も多々あります。私の思いをお伝えした時、どう感じられたか確認するすべがありません。お伝えしたいと思った事が十分に伝わったかどうか悩む時もあります。直接会ってお話したい気持ちが衝動的に湧き上がってくる事もあります。

同じ方から二度三度と電話を頂く事もありますが、とてもうれしく思います。つながりを強く感じます。

ここへ来て私ががんになってから求めていた物が分かりました。この方達と一緒に生きていこう。共に手を取り合って励まし合い学び合ってがんを生き抜いていこう。

私ががん宣告を受けた時、なぜどうして私なのと思い悩みました。でも今はこう思います。過去の事などもうどうでもいい、過去と比較しない、過去に引きずられない。

いつまで生きていけるか分かりませんが、今なんとか生きている事に幸せを感じ取りたい。仲間と一緒に生きていける場と時間を与えられた事に感謝したい。出会い、めぐり合う機会が与えられた事に感謝して絆を大切にしたい。

この「いづみの会」を皆さんと共に育てていきたいと強く感じます。がんになってしまった事は仕方がない、忘れよう。重要なのはこれからどう感じて生きていくのか、がんを治す事も大切ですが、残された人生をどう生きていくのか、悔いのない人生を送りたいと思います。がんを患ったからこそ、多くの皆さまとお知り合いになれました。どんな結果になろうとも生き甲斐を持ち続けて人生を全うしたい。悔いはありません。


話は変わります。お知らせです。

明日7日(土)は、めぐみの会の「語りあい」です。


いづみの会の会員 織田英嗣(元名古屋三越)の

「がん患者によるがん患者のための

「がん患者同士だからこそ、解り合える、話し合える」です。

私もお手伝いしています。



今回の「語りあい」は加藤奈美子さんをお迎えして「末期がん」から元気に復活した生還者のお話しを聞き、共に語りあう特別企画です。

加藤奈美子さん:いづみの会の特別会員です

横行結腸がん・肝臓転移のがんが消えた!

今年10月10日「いづみの会25周年記念の集い」に体験発表されました。


織田英嗣が10年前、食道がんの手術を受けた後、いづみの会に入会して元気を頂いたのが加藤奈美子さんからです。


11月7日(土)

会場:名古屋市中生涯学習センター視聴覚室

  ※地下鉄「上前津」駅下車6番出口より南へ徒歩8分

時間:13:00~15:30

参加費:2,000円

予約不要です。お気軽に参加してください


私も参ります。