富士を目指して攻め寄せる、大船、小船、天の船。赤鬼、青鬼、黒鬼や、大蛇、悪狐を先陣に、寄せくる敵は空覆い、海を埋めてたちまちに天日暗くなりにけり。折しもあれや日の国に、一つの光現れぬ。これこそ救いの大神と、救い求める人々の目に映るのは何事ぞ。攻めくる敵の大将の大きな光と呼応して、一度にどっと雨降らす。火の雨なんぞたまるべき。誠の神はなきものか。これはたまらぬ兎も角も命あっての物種と、兜を脱がんとするものの、次から次に現れぬ。折しもあれや時ならぬ。大風起こり雨来たり、大海原には竜巻や、やがて火の雨、地震い、山は火を吹きどよめいて、さしもの敵もことごとく、この世の外にと失せにけり。風止み雨も収まって、山川静まり国土の所々に白衣の、神の息吹に甦る御民の顔の白き色。岩戸開けぬしみじみと、大空仰ぎ神を拝み、地に跪き御民らの目に清々し富士の山。富士は晴れたり日本晴れ。富士は晴れたり岩戸開けたり。


・・・富士の巻 第24帖(104)・・・




筆は、人間界、神界、幽界と分けて読めと言っているので、上の筆は幽界のものかも知れません。



日本はお土が上がる。外国はお土が下がる。と言っています。

神のいるところを日本、そうでないところを外国と、言っているような筆もあります。



足元からびっくり箱開く 


お土に呼びかけよ と言っています。




他の筆も併せて考えると、


地球は神様で、とても大切な味方 


と言っていると思っています。




普段から祭るように言っていますが、


いざという時は、


 守り給え、幸い給え 


と、祈ろうと思っています。