一が十にと申してあったが、一が百に、一が千に、一が万になるときいよいよ近付いたぞ。秋立ったら、すかっりと厳しいことになるから、神の申すこと一分一厘違わんぞ。
改心と申すのは、何もかも神にお返しすることぞ。臣民のものというもの、何一つもあるまいがな。草の葉一枚でも神のものぞ。
・・・下つ巻 第24帖(66)・・・
自分のものと思っているものは、すべて神にお返しするようにと言っているようです。
ものだけでなく、
人間の体も心も神のもの(神から預かっているもの)と言っているのではと思います。
苦しみも神のもの(神に返す、神と共に)と言っているのではないか。
今後、様々なことが、明らかになっていったとき、
日本人に隠されていた事実、そして、その苦しみに、向き合うことが増えていくのではと思います。
怒り、恨み、復讐心も、神に返せと言っているのでは。