世変わったら命長くなるぞ。今まで上に上がって楽していた守護神は、大峠越せんことになるぞ。肉体あるうちに改心しておかんと、霊になってからの改心なかなかぞ。悪も御苦労のお役。この方についてござれ。手引いて助けてやると申してあろうが。悪の改心、善の改心、善悪ない世を光の世と申すぞ。


   松の巻 第22帖(313)


神世になるまでには、まだ進むのだぞ。それまではそのようにせよ。この方の申すようにすれば、そのとおりになるのだぞ。さまで苦しみなくて大峠越せるぞ。大峠とは王統消すのだぞ。新しき元の命となるのだぞ。

神の心となれば誠分かるぞ。誠とは◯と九十だぞ。神と人民同じになれば神世だぞ。神は隠れた身に、人民表に立ってこの世治まるのだぞ。

雀の涙ほどの物、取り合い、へし合い、何してござるのぞ。自分のものとまだおもっているのか。


   雨の巻 第17帖(351)




大峠は何度も出てくる話です。

世界を支配しているものだけでなく、私たちの周りの支配的な人(慢心の強い人)も消えていくと言っているように思います。