和が根本、和が喜びぞ。和すには、神を通じて和すのであるぞ。神を通さずに、神をなくして通ずるのが悪和合。神から分かれたのであるから、神に返って、神の心に戻って和さねばならん道理。神なくして和ないぞ。世界平和と申しているが、神に返って、神に通じねば和平なく、喜びないぞ。

十二の玉を十まで生んで、後二つ残してあるぞ。


   秋の巻 第21帖(763)


気の合う者のみの和は、和ではない。色とりどりの組み合わせ、練り合わせこそ、花咲くぞ。全てが神の子じゃ。大神の中で弥栄ぞ。大きい心、広い心、長い心、結構。なかなかに合わんと申すけれど、一つ家族でないか。心得なされよ。夫婦喧嘩するでない。夫のみいかんのでない、妻のみ悪いのでないぞ。お互いに己の姿を出し合っているのぞ。よく会得せよ。

分からんことが更に分からなくなるぞ。聞きたいことは何でも聞けよ。大ぐるん目の前。阿呆になれよ。ひとまずは、月の世となるぞ。引っ繰り返り、びっくりじゃ。


   月光の巻 第9帖(781)




十二 の話は、よく出てきます。



十二の流れ解る時来るぞ 



十二の流れ、六となり、三となり、二となり、一となり、 



という教えもあります。