改めて、アトピー性皮膚炎が日常生活に及ぼす影響について説明します



幼少時からアトピー性皮膚炎に罹患すると

①痒くて、眠れないため、睡眠障害になる

②睡眠障害があると、成長障害が起こる

③見た目の問題で、いじめを受ける、人目が気になりでかけらない

④いじめが原因で、引きこもりや、鬱などの精神障害が起こる

⑤精神障害があると、進学や就職に影響がでる

など、幼少時のアトピー性皮膚炎が原因で、その方の一生が左右されてしまう事も考えられます






また、子供がアトピー性皮膚炎になった親御さんはというと

①子供さんの飲み薬や塗り薬などを塗るケアに時間を要する

②痒みのため、子供が寝れないと、親も熟睡出来ず、睡眠障害になる

③子供がアトピー性皮膚炎になったのは、自分が原因では無いかと自分を責めて、精神障害になりやすい

④睡眠障害や精神障害があると仕事に支障が出る

などの問題が起こります



つまり、アトピー性皮膚炎は、幼少時にきちんと治療しないと



その子の一生、もしくは親御さんの生活に多大な影響が出ると言うことです




今は、昔のようにステロイドの塗り薬しか無いわけではありません




もちろん、ステロイドの塗り薬は、正しく使えばいいお薬ですし




今はステロイド以外のいい塗り薬や、注射薬、紫外線療法などの様々な選択肢があります




どの治療を選ぶかは、皮膚科の先生と相談して決めれば、安心して治療が出来ます




今、きちんとお子さんのアトピー性皮膚炎に向き合って治療を受けることが



お子様の未来にできる事であり、さらには親子の明るい未来につながると思います