無痛分娩は、海外ではすでに一般的な分娩方法です


ある程度、自分の陣痛の力で赤ちゃんが降りてくるまで頑張って


陣痛がピークに達する前に、背骨のあたりから麻酔薬を注入すると下半身が麻痺してきます


つまり、最後の最後の最も痛い時を無痛ですごすという分娩で全く痛みが無いわけではありません

私の場合は深夜12時くらいから陣痛がきて


3時くらいに5分おきの激痛にかわり


相当痛い激痛を10回ほど経験し、ある程度赤ちゃんが下がってきたところで脊椎から麻酔薬を注入しました


もう少し早い段階で麻酔を効かせるのであれば、脊椎にチューブを挿入して麻酔薬を持続的に注入するそうですが


私の場合は赤ちゃんがかなり降りてくるのが早く

脊椎から麻酔薬を一回のみ注入となりました


注入後15分くらいで陣痛の痛みは無くなります

ただ、陣痛が無いということは、イキむタイミングが無いということなので


陣痛の感覚(骨盤が圧迫される感じ)と同時にイキまないといけません


無痛分娩の場合は、お母さんがいかにイキむのが上手かで赤ちゃんが早く出てくるか、遅くなってしまうかが決まるそうです


痛みが無いだけで赤ちゃんがでて来る際の圧迫感やスルッとした感覚は分かります


また、会陰切開時も縫合時も痛みはありません


従って、無痛分娩というと全く痛くない!?と思われがちですが、ある程度の痛みは経験できますし、最も痛い時は回避できるので



個人的にはとてもストレスが少なくて良かったと思います


また、無痛分娩はリスクを伴う事も頭に入れておかないといけません


例えば、麻酔薬による頭痛や不快感が出産後にしばらくつづくかもしれないこと


脊椎に注射するので背中の痛みと、万が一の感染

麻酔薬が効きすぎた際は母体の呼吸停止の場合もあり得ることなど


麻酔のリスクを理解したうえで経験豊富な医師にお願いするといいと思います


これは私の経験談ですが、これから出産されるかたの選択の幅が広がれば嬉しいです