お彼岸の7日間には意味がある④が最重要
年に3回仏様と対座する
昔の人は人達は、この無形人脈の大切さを風習の中に巧みに取り入れています。大体仏様に関することを年3回に仕切られおります。お彼岸やお盆の原理とは違いますが一年を三つに分けて、4カ月毎の中に仏様の事を思い出して下さいと言われています。
一か月は30日ですからですから4をかけると120日と言うのは東洋で考えられ,大きなサイクルである60周期の倍になります。60年経つと還暦と言われ一つの節目を迎えるように、60日と言う単位も人間の節目と言われます。
特に人間の体力や頭脳は60日で変化します。さて120日は60が二つ分あるので一方を陽の60、一方を陰の60といいます。そして先に陽の60日が稼働します。次は陰の六十日です。この陰陽が終わりますと、120日で4か月経つことになります。
するとこのあたりで体が疲れて来るのです。そこで疲れた時は無理せずに無形人脈ことを。思い出し、特に仏様のことを考えなさい言っているわけです。皆さんも4か月に一遍くらい亡くなった人の事を考えて墓参りでもして下さい。お墓がなければ仏壇でも結構です。
お寺で塔婆供養しても良く、4か月に1回供養を試みるだけでも心のもやもやとするものが、すっと溶けて来るので大きな人生のブレもなくなり、平和なものを一定ペース で保つことができます。
人生をもっと幸せになろうと意気込まないで、同じペースのままでゆっくり人生が幸福になっていくということ。そのためには、何か月に一度形のないものに心を向けなさいということです。
お彼岸は誰のためにやっているのかと言えば自分の為なのです。「4か月に一度は仏様」を忘れないで頂きたいのです。