風の思い出 ♪風人の祭2008結の唄♪ | 『NGO風人ゆいまーる』ブログ

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地球に笑顔と緑、希望を増やしていく市民団体です。




その日。
空はどこまでも高く。
澄み渡っていて。

たくさんの人が、
この場所に集まった。

150人がステージに並び。

唄い、踊り。三線を奏でる、奇跡。
今の時代を魅せるかのような、
平和な、音色。

力強い、和太鼓の音色に。
心を動かされた。
大きな大きな背中に。
胸が突き動かされた。

西表の。
心を、忘れない人たち。

人から人へ、受け継がれたものを。
また人へ受け渡していく、想い。

それが。
生きていくっていうことなのかもしれない。

その、つながりを言葉に。音に。唄に変えて。
伝えてくれる、アーティストの方々。

彼らの想いに応えるように。
何千人もがともに手をかざして、
大声で歌っていた。

そして、彼らは。

その思いを、より深く。
深く伝えるために。

みんなで。
祈りを、唄った。

力と、想いと、音を重ねて。


激しい、アフリカのリズムも。
踊りも、歌も。

何一つ違わない。

僕たちの遺伝子が、響きだす。
僕たちは。
きっと、一つだった。

だから、
つながってしまうんじゃないだろうか。
求めてしまうんじゃないだろうか。

仲間や、
想いや。
つながりを。

子どもも。
大人も。
一つだった。

そんな唄を。
求めていた。

みんなが、
ひとつになれる唄を。


ステージ裏から見る世界は。

太陽以上に、
眩しくて。

前も、後ろも。

輝かしいものばかりで。

胸が、
ドキドキした。

今僕たちは、
世界と抱きしめあっている。
妄想のような。
実感。

こんなにも。

こんなにもたくさんの笑顔に囲まれて。

それでも世界が傷つけあっているなんて。

嘘でしかない。

そう思った。

ステージ裏から。
客席を眺めて。
一人、一人の顔を確かめた。

君は、どこだろう。

あなたに、会いたい。