土田聡史とあと6ステージ | 鍛治本方程式

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演劇集団キャラメルボックスの俳優、鍛治本大樹の日記です。

こんばんは
舞台「黒子のバスケ」IGNITE-ZONE大阪公演が終わった鍛治本です。

久しぶりにブログを書く。

くろステをやっていると色々なことを考える。
バスケットという勝ち負けの世界であることと、
高校のバスケ部というまっすぐな想いのぶつかり合いであることが理由かもしれない。


才能の有無、バスケへの愛情、それは、お芝居をやっている自分にそのまま返ってくる。
お芝居の才能の有無、演劇への愛情。

「黒子のバスケ」には、キセキの世代という圧倒的な天才が存在する。

その世界感のなかで、僕がやらせてもらっている土田聡史は、高校からバスケを始めて、チームでもベンチスタートが多いし、才能という点では太刀打ち出来ないことが多い。
けど、というか、だからこそ、つっちーがバスケと誠凛の仲間をこよなく愛しているのを感じる。

圧倒的な壁を目の前にした時に、その対象に対する愛が試されるんじゃないかと思っている。

つっちーは決してバスケを諦めない。
試合に出ることも、強敵に勝つことも、バスケを少しでも上手くなることも。
少なくとも僕はそれを感じてきたし、それを大事に最後まで演じたいと思っている。

結局、「好きだ」ということが一番「強い」んじゃないかと思っている。

それは、本番が始まって劇場に来てくれるお客さんを前にしても感じた。

作品を、キャラクターを、演劇を、役者を好きだというパワーがすごいし、それだけで劇場は幸せな空気に包まれる。

僕らの仕事で、劇場に来た皆さんが幸せになる手助けを少しでも出来たらいいと思っているけど、
僕らが皆さんから幸せにしてもらっている度合いがすごい。

日常を生きていたら、思い通りにならないこと、不甲斐なさに打ちのめされること、が少なからずあると思う。
始めから何もかもが上手くいく才能を誰もが持ち合わせているじゃない。

でも、劇場では才能があるキセキの世代も目一杯戦い、そして、土田聡史も諦めない。
日常のあれこれを請け負う覚悟で僕は演劇を諦めずにやっていこうと思う。

久しぶりに書いたらまとまりのない文章になっちゃったけど、
残り凱旋公演6ステージ。

今まで劇場で拍手を送ってくれた皆さんへの恩返しの気持ちを込めて、
つっちーと共に最後までバスケと演劇を諦めない。