裁きの胸当てにはウリムとトンミムを入れる。それらは、アロンが主の御前に出るときに、その胸に帯びる。アロンはこうして、イスラエルの人々の裁きを、主の御前に常に胸に帯びるのである。(出エジプト記 28:30 新共同訳)
ウリムとトンミム、英訳すれば、lights and perfections です。日本語にすれば、光(複数形)と完璧(複数形)です。複数形になっているのは、ヘブライ語特有の強調表現ですね。光光！完璧完璧！と光や完璧の意味をより力強く強調しているわけです。
大祭司は、私達の代表である復活のイエス様を現しています。大祭司の服装は、神によって定められ、それぞれキリストにある大切な意味を持っていますが、最も重要なのが、この胸当てです。そこには、私達復活のイスラエル十二部族の名前が、それぞれに刻み込まれている宝石が金に縁取られて、きちんと置かれています。
「これらの宝石はイスラエルの子らの名を表して十二個あり、それぞれの宝石には、十二部族に従ってそれぞれの名が印章に彫るように彫りつけられている。」(出エジプト記 28:21 新共同訳)
私達神のイスラエルの名が刻まれた宝石は、大祭司の両肩にも置かれています。
「この二個の石をエフォドの両肩ひもに付け、イスラエルの子らのための記念の石とする。アロンは彼らの名を記念として両肩に付け、主の御前に立つ。」(出エジプト記 28:12 新共同訳)
肩は力(strength) を現しており、胸はもちろんハート♥️心です！私達は、今も永遠に力ある主イエス様の肩💪によって持ち上げられ、同時に、深い深いその愛の心に抱かれているのです💓アーメン❣️
私達は、神の目には、まさに高価で尊い宝石です。しかも、金で縁取られています。金は朽ちないもの、つまり、復活や神性を現していますので、霊の生まれ変わりを体験した私達は、復活のイスラエル十二部族であり、神の性質を受け継いでいます✨ハレルヤ✨
私達神のイスラエルの名は、しっかりと宝石💎に刻まれていますので、決して消し去られることなどないのです！アーメン！ハレルヤ！
2. 主の導きを知る
さて、十二の宝石が並べられた胸当てが、神様の具体的な導きを知る時に用いられるのです。
「彼は祭司エルアザルの前に立ち、エルアザルは彼のために、主の御前でウリムによる判断を求めねばならない。ヨシュアとイスラエルのすべての人々、つまり共同体全体は、エルアザルの命令に従って出陣し、また引き揚げねばならない。」(民数記 27:21 新共同訳)
後に、ダビデもまた、このウリムとトンミムで、敵を追撃するかどうかを確かめたのです。
兵士は皆、息子、娘のことで悩み、ダビデを石で打ち殺そうと言い出したので、ダビデは苦しんだ。だが、ダビデはその神、主によって力を奮い起こした。 ダビデは、アヒメレクの子、祭司アビアタルに命じた。「エフォドを持って来なさい。」アビアタルがダビデにエフォドを持って来ると、 ダビデは主に託宣を求めた。「この略奪隊を追跡すべきでしょうか。追いつけるでしょうか。」「追跡せよ。必ず追いつき、救出できる。」という答えであった。(サムエル記上 30:6-8 新共同訳)
留守中に敵アマレクによって町を焼き払われ、妻子たちを連れ去られてしまったダビデででしたが、そのとんでもない逆境の中、ヤハウェによって力を奮い起こしたのです。
そして、敵を追撃すべきかどうか、御心を知るために、ダビデがしたことは、祭司に十二の宝石が並べられている胸当てのあるエポデ(前掛け、エプロンの様な祭司の衣装)を持って来させることでした。すると、「追跡せよ！」とのご命令でした。
胸当てに並べられた宝石には、それぞれ、ヘブライ語で十二の部族の名が刻まれているのですから、追跡せよ！であれば、宝石に刻まれているそのヘブライ文字がキラリ✨と輝いて、ダビデは、主の導きを知ることが出来たのです！オオッ！凄い！ウリムとトンミム！
(エフライムの名が刻まれた黄水晶)
(光を放つ胸当ての宝石)
ヨシュアの死後、イスラエルの人々は主に問うて言った。「わたしたちのうち、誰が最初に上って行って、カナン人を攻撃すべきでしょうか。」 主は、「ユダが上れ。見よ、わたしはその地をユダの手に渡す」と言われた。(士師記 1:1-2 新共同訳)
この場面では、胸当てのユダ族の名が刻まれた真っ赤なルビーの宝石が誰の目にも分かるほど、赤々と輝いたのでしょう！
実に、ウリムとトンミムは、十二の宝石の輝きを通して、神の民が今、何をすべきか知ることなのです！アーメン！ハレルヤ！
今日も全く同じく、私達の霊の輝き、促しを通して、主は私達に行くべきか、とどまるべきか、敵を追撃すべきかどうかを教え、導くのです✨
3. 全てを教える油注ぎ
ですから、さあ、まずは、私達が大祭司イエス様の胸に抱かれた金で縁取られた宝石💎であることを覚えましょう‼️アーメン‼️ハレルヤ‼️
そうです！キリストに在る私達が、復活のイスラエル十二部族であり、ウリムとトンミム(lights & perfections) であることを思い出しましょう‼️アーメン‼️
「あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。 また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。 そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。」(マタイ5:14-16 新共同訳)
キリストに在る私達は、世の光です。
「あなたがたは、以前はやみであったが、今は主にあって光となっている。光の子らしく歩きなさい――」(エペソ5:8 口語訳)
そうです！既に古い私達は、キリストと共に十字架につけられて、葬り去られました。今や、復活の栄光のキリスト・イエス様ご自身が、私達の義であり、聖めであり、贖い即ち解放なのですから！
あなたがたがキリスト・イエスにあるのは、神によるのである。キリストは神に立てられて、わたしたちの知恵となり、義と聖とあがないとになられたのである。 それは、「誇る者は主を誇れ」と書いてあるとおりである。」(1コリント1:30-31 口語訳)
まことに、キリストに在る私達は、実に、神様の完成品なのです！ハレルヤ✨
and you are complete in Him. (Colossians 2:10 NKJV)
「あなた方は、キリストに在って完成しています。」(コロサイ2:10 英新欽定訳)
こうして、私達は、かつて、ヨシュアやダビデが受けた導きよりも、もっとはっきりと、自分達の霊の内に神様の教え、導きを受けることが出来るのです。
どうやって、知るのでしょう？？？
ただ、知るのです！！！
But you have an anointing from the Holy One, and you know all things. (I John 2:20 NKJV)
「あなた方には、聖なる方からの注ぎの油があるので、あなた方は、全てを知るのです。」(1ヨハネ2:20 英新欽定訳)
そうです！私達の内におられるのは、全地全能の神ご自身のスピリット、聖霊様です！
「しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。」(ヨハネ14:26 新共同訳)
He shall teach you all things‼️
「あなたがたの場合は、キリストから受けたそそぎの油があなたがたのうちにとどまっています。それで、だれからも教えを受ける必要がありません。彼の油がすべてのことについてあなたがたを教えるように、—その教えは真理であって偽りではありません—また、その油があなたがたに教えたとおりに、あなたがたはキリストのうちにとどまるのです。」(1ヨハネ2:27 新改訳聖書)
さて、この様に、今日、私達が大祭司イエス様の両肩に置かれ、またその胸に抱かれている金で縁取られた十二の宝石であることを覚えながら異言で祈り続けていると、胸当ての三列目に並べられた三つの宝石とそれぞれに刻まれた部族の名前が輝いています✨
即ち、黄水晶に刻まれたエフライム、そして、瑪瑙に刻まれたマナセ、さらに紫水晶に刻まれたベンジャミンの名です。
(次回に続きます！)
(ベンジャミンの名が刻まれた紫水晶)
「2.24 三列目の宝石」など、の輝き浦和祈りの家や安息日礼拝メッセージはこちらから聴く事が出来ます♪
〜見よ、わたしはすぐに来る〜
🇮🇱🇯🇵アリエル ミッション は、エルサレムの平和を求め、ダビデの仮庵の回復というビジョンのもと、キリストの恵みの良き知らせを、日本に、イスラエルに、そして全世界に宣べ伝えています。
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