ようやく、イスラエルは、神が自分を呼んでいるように、自分でも、自分の名をイスラエルと呼ぶようになりました。
初めに、イスラエルという名が与えられたのは、かれこれ十年ほどまえのぺニエルで、天使と格闘した時でした。
その人は言った。「お前の名はもうヤコブではなく、これからはイスラエルと呼ばれる。お前は神と人と闘って勝ったからだ。」(創世記 32:29 新共同訳)
「イスラエル」という名の意味は、God strives! です。神ご自身が努力する、神ご自身が奮闘する、神ご自身が格闘する、という意味です。
もう私達は、「俺が俺が」、「私が私が」と、先行く者の踵を掴んだり、他人の足を引っ張ったりしなくて良いのです！アーメン。ハレルヤ。Battle belongs to the Lord. これは、主の戦いです。主ご自身が奮闘します。
もはや、我生くるにあらず、キリスト我が内にありて生くるなり。
イエス様は、私達の代わりに死んで下さっただけでなく、私達の代わりに生きてくださるお方でもあります。
しかし、ヤコブは、ベテルへと向かう途中、シェケム地方に留まってしまいます。すると、案の定と言いますか、娘ディナの件から、家族が大きなトラブルを起こし、シェケムにはいられなくなります。
神はヤコブに言われた。「さあ、ベテルに上り、そこに住みなさい。そしてその地に、あなたが兄エサウを避けて逃げて行ったとき、あなたに現れた神のための祭壇を造りなさい。」(創世記 35:1 新共同訳)
こうして、ベテルに帰って来たヤコブを神は祝福し、改めて彼をイスラエルと呼び、彼もまたイスラエルであることを自覚するようになりました。
私達もまた、ずいぶん前から、神のイスラエルであることを聞かされて来ましたが、ようやく、この時に、神が私達をそう呼んでいる通りに、自らのことをイスラエルと呼ぶようになりました。ハレルヤ。
キリストに在る私達は、アブラハムの子孫、約束による相続人であり、あのイスラエルの土地を相続財産として与えられています。ですから、ヤコブの様に、途中の場所で留まって、やたらとトラブルに巻き込まれているなら、さっさとその土地を出てイスラエルの土地に向かいなさい。
「わたしはあなたの行いを知っている。見よ、わたしはあなたの前に門を開いておいた。だれもこれを閉めることはできない。あなたは力が弱かったが、わたしの言葉を守り、わたしの名を知らないと言わなかった。」(ヨハネの黙示録 3:8 新共同訳)
ヤコブは、家族の者や一緒にいるすべての人々に言った。「お前たちが身に着けている外国の神々を取り去り、身を清めて衣服を着替えなさい。 さあ、これからベテルに上ろう。わたしはその地に、苦難の時わたしに答え、旅の間わたしと共にいてくださった神のために祭壇を造る。」 人々は、持っていた外国のすべての神々と、着けていた耳飾りをヤコブに渡したので、ヤコブはそれらをシケムの近くにある樫の木の下に埋めた。 こうして一同は出発したが、神が周囲の町々を恐れさせたので、ヤコブの息子たちを追跡する者はなかった。(創世記 35:2-5 新共同訳)
今や、私達イスラエル全家のその相続地への帰還の時です。頭(かしら)なるイェシュアのもと、ユダヤ人と諸国民が一つになってエルサレムに集められ、シェキナ・グローリーを豊かに解き放つ時が来たのです✨ハレルヤ✨
「起きよ、光を放て。 あなたを照らす光は昇り 主の栄光はあなたの上に輝く。 見よ、闇は地を覆い 暗黒が国々を包んでいる。 しかし、あなたの上には主が輝き出で 主の栄光があなたの上に現れる。」(イザヤ書 60:1-2 新共同訳)
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〜見よ、わたしはすぐに来る〜
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