1. 聖書を説き明かすイエス様
ちょうどこの日、二人の弟子が、エルサレムから六十スタディオン離れたエマオという村へ向かって歩きながら、 この一切の出来事について話し合っていた。 話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、一緒に歩き始められた。 しかし、二人の目は遮られていて、イエスだとは分からなかった。 イエスは、「歩きながら、やり取りしているその話は何のことですか」と言われた。二人は暗い顔をして立ち止まった。(ルカ24:13-17 新共同訳)
主イエス様が復活されたちょうどその日、二人の弟子が、エマオへ向かう途中、何と主ご自身が近づいて来て、二人と一緒に歩き始めたのです!ところが、二人には、一緒に歩いているのが、イエス様だとは分からなかったのです!
イエス様は、二人に語りかけ、何を悲しげに(英訳)話しているのか?と聞きました。
その一人のクレオパという人が答えた。「エルサレムに滞在していながら、この数日そこで起こったことを、あなただけはご存じなかったのですか。」(ルカ 24:18 新共同訳)
あゝ、クレオパ!どうした?一緒にいるのは、イエス様ご自身だぞ!と、ディスりたいところですが、私達も似たり寄ったりです。
「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」(マタイ28:20 新改訳聖書)
この様に、主は、ご自身のスピリットを私達の内に宿らせて、内側から常に語りかけておられるのに、私達は、その内なる声をガン無視して、外側からの来る洪水の様な情報に振り回されては、あゝでもない、こうでもない、そうでもないと、暗い顔して話し合うばかりです!
目の遮られていたクレオパの話しを聞けば、要はイエス様の復活が信じられないのです。そんな彼らに主は言われます。
そこで、イエスは言われた。「ああ、物分かりが悪く、心が鈍く預言者たちの言ったことすべてを信じられない者たち、 メシアはこういう苦しみを受けて、栄光に入るはずだったのではないか。」(ルカ 24:25-26 新共同訳)
あゝ、何と愚かな者達!と主は嘆かれます!
そんな彼らの愚かさを癒すために主のなさったことは、以下の通りです。
「そして、モーセとすべての預言者から始めて、聖書全体にわたり、御自分について書かれていることを説明された。」(ルカ24:27 新共同訳)
イエス様は、「オイ!クレオパ!わたしだよ!わたし!分からないのか?」と言い出すのではなく、彼らに聖書の御言葉を解き明かしたのです‼️なぜなら、、、
「あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。」(ヨハネ5:39 口語訳)
そう❗️聖書は、イエス様のことを証ししているのです‼️
さらに、主ははっきりと言われます。
「もしあなたがたがモーセを信じているのなら、わたしを信じたはずです。モーセが書いたのはわたしのことだからです。しかし、あなたがたがモーセの書を信じないのであれば、どうしてわたしのことばを信じるでしょう。」(ヨハネ5:46-47 新改訳聖書)
モーセが書いたのは、わたしのこと。
モーセが書いたのは、イエス様のことなのです。即ち、創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記は、イエス様について書いてあるのです。
ですから、モーセ五書が分からなければ、イエス様の言われることも理解出来ない、と主は言われるのです。
もちろん、創世記から黙示録に至るまで、全ての書がキリストを指し示しているのですが、やはり、モーセ五書が聖書全体の基礎です。ここにキリストを見ることの大切さは、強調しても強調し過ぎることはありません。
神学や、教理を学ぶことには、一定の意義があります。しかし、人間的な考え、発想に御言葉を当てはめようとしては、本末転倒です。
また、私達は、聖書以外の場所に神を探しがちですが、実は、聖書の内に神はおられるのです。
さて、日も暮れて、宿屋にイエスをお連れした二人の弟子は、主がパンの割かれた様子を見て、彼らの目が啓かれました!
イエスは、彼らと共に泊まるために、家にはいられた。 一緒に食卓につかれたとき、パンを取り、祝福してさき、彼らに渡しておられるうちに、 彼らの目が開けて、それがイエスであることがわかった。すると、み姿が見えなくなった。」(ルカ 24:29-31 口語訳)
その時、クレオパ達は言います。
彼らは互に言った、「道々お話しになったとき、また聖書を説き明してくださったとき、お互の心が内に燃えたではないか」。(ルカ福音書 24:32 口語訳)
イエス・キリストは、昨日も今日もいつまでも同じです。今日も主はご自身の聖霊によって、モーセ五書に光をあて、私達に、はっきりとご自身を証しします。
では、聖書を開きましょう‼️
今日は、レビ記の一章です。
(to be continued、、、)
〜どうか、私たちの主イエス・キリストの神、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の霊を、あなたがたに与えてくださいますように。また、あなたがたの心の目がはっきり見えるようになって、(エペソ1:17-18)〜
最新「主イエスはエルサレムのために泣いて」「ヨルダン川を渡りイスラエルへ!」など、浦和祈りの家の礼拝メッセージは、こちらから聞くことが出来ます♪
〜見よ、わたしはすぐに来る〜
🇮🇱🇯🇵アリエル ミッション は、エルサレムの平和を求め、ダビデの仮庵の回復というビジョンのもと、キリストの恵みの良き知らせを、日本に、イスラエルに、そして全世界に宣べ伝えています。
お問い合わせは、ご遠慮なくコメ欄にお願い致します。心より歓迎致します。
この宣教ミッションは、皆さまの尊いお祈りによりサポートされております。
皆さまのお祈りを心から感謝しております。
アリエル ミッションへのご献金、お振込みは下記までお願い致します。
振込先 三井住友銀行 浦和支店 口座番号5752765 アリエル ミッション