メキシコ戦からの勢いそのままにモロッコ、ホンジュラスにも勝ってほしいですね。
女子サッカーの方はスウェーデン頑張れ。
さて、最近こんな本を買いました。
Anila Mayhew, Beginner's Albanian, Hippocrene Books
アルバニア語です。この本は以前ほしい本として紹介したんですが、ついに買ってしまいました。
新しい語学書や辞書ってわくわくしますね。小中高と新学期に真新しい教科書を手に取った時の高揚感のような。
アルバニア語を本腰を入れて取り組む予定はないけれど、文字と発音、第1課を中心にざっと読んでみました。
ざっと読んでみただけですけれど、いや、なかなかおもしろいです。
どうおもしろいかの前に、↓ がアルバニアの場所です。
とアルバニアの場所がわかったところでアルバニア語について。
アルバニア語でまず目を引くのは綴りでしょう。
例えば、shqip(アルバニア語)、dhjetë(十)、nxitoj(急ぐ)、patëllxhan(ナス) などの語。さあ、どう読みましょうか(笑)
ウェールズ語の綴りも大概ですが、アルバニア語もなかなかですね~。いいですねー。
読み方はshqip[シュチプ],dhjetë[ズィエト],nxitoj[ンジトイ],patëllxhan[パトルジャン]という感じで、
shqipの"q"は日本語のニャ行を発音する舌の位置でチャ行を言う感じです。ハンガリー語の"ty"と同じだと思います。
dhjetëの"dh"は英語のtheの"th"と同じです。ëはいわゆる曖昧母音で、2音節以上の語末ではとても弱くなるそうです。
nxitojの"x"は英語のkidsの"ds"です。日本語だと図工の「ず」の最初の音でしょうか。
patëllxhanの"xh"は英語のjacketの"j"です。日本語でもジャケットの「ジャ」の最初の音がそれですよね。
あと、nxitoj[ンジトイ]のように「ン」から始まるものが結構あるのもおもしろい。
ほかにも見慣れぬ綴りはまだまだあるけれど今回はこんなところで。
次に、YesとNo。アルバニア語でYesはPo[ポ]、NoはJo[ヨ]と言います。
Poも響きがおもしろくていいんですが、ノルウェー語や英語をはじめゲルマンの言葉をしているとJoが"No"ということにびっくりですね。
英語のYesもノルウェー語などのJaも[j]の音で始まるから、Joが”No”ということがなかなかしっくりこない。
PoとJoもおもしろいんですが、それ以上にPoとJoを言うときのジェスチャーがおもしろいです。
アルバニアで「はい」と言うときには「いいえ」と言うときのように首を横に振るそうです。
ブルガリアでそうするという話は聞いたことがありますが、アルバニアでもそうするんですね~。
ということは、首を縦に振ると「いいえ」になるのかなと思ったんですがアルバニアではそうはいかない。
アルバニアで「いいえ」と言うときには頭、眉、顎をちょっと上げるそうです。
また、そのジェスチャーのときに同時に舌を鳴らすこともあるそうです。
何だそのジェスチャーはと独り寂しくその通りやってみたりもしましたがどうもピンとこないので、そのジェスチャーがうつっている動画を探してみました。
しかし結局見つけられませんでしたねー。やー残念。
そしてこのジェスチャーは頭、眉、顎を高く上げればそれだけ強い否定を表すそうです。
いやー、いろいろな文化がありますね。おもしろい。
あと、アルバニア語での月名がおもしろかったんでそれについても書こうとしたけれど、長くなるかなと思ったので次に回します。
いえ、小出しにして記事数を稼ごうというわけでは決してなく…。
では、Mirupafshim![ミルパフシム](さようなら)